サドルが壊れても自走できれば駅まで自走して電車で帰ったり、サイクルショップに行って代わりのサドルを買ったりできますよね。
ライド中にサドルが壊れた時の応急処置について分かる。
サドルが壊れてしまいますと自走できなくなります。
とりあえずダンシングで走る事もできますが、ずっとダンシングを続ける事が困難です。
そこで本記事ではライド中にサドルが壊れた時に役に立つ対処法について取り上げます。
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目次
本記事の要約
サドルレールの先端が外れた場合は、先端をテープで固定する。
サドルレールが割れた場合は、割れた部分を中心に固定する。
ネジが折れた場合は、サドルをシートポストに乗せてテープで固定する。
サドルが壊れた時の3つの対処法
ライド中にサドルが壊れてしまっても応急処置を施しますと自走できる事もあります。
サドルレールの先端が外れてしまった場合
信号待ちで足を着こうとした時に立ちごけした場合、サドルを路面にぶつけてしまいますとサドルレールの先端部分が外れてしまう事があります。
もし、サドルレールの先端部分が外れてしまった場合は、サドル本体とサドルレール先端にテープを巻いて固定しますと自走する事ができます。
サドルレールが割れてしまった場合
サドルレールに振動が加わりますと、板バネの様に変形してサドルレールが振動を吸収します。
ですが、サドルを使い続けていますとサドルレールが金属疲労していき、ダメージが蓄積される事で最終的に割れてしまいます。
もし、サドルレールが割れてしまった場合は、サドルレールの割れた部分を中心にサドルレールを固定しますと自走する事ができます。
サドルを固定するネジが折れた場合
ネジも金属疲労します。
見た目では分かりませんが金属疲労が蓄積したネジは、ライド中に突然「カーン」と甲高い音が鳴って折れます。
2本のネジで固定するタイプのシートポストでしたら折れていないネジを増し締めしますととりあえず自走する事はできますが、1本のネジで固定するタイプのシートポストでは代わりのネジを用意しませんとサドルが固定できません。
ですので、予備のネジを携行している場合は対処できますが、滅多にネジが折れる事がありませんのでほとんどの人は予備のネジを携行していません。
サドルがない状態で自走する場合はダンシングするしか方法がありませんが、ダンシングし続ける事になりますので短距離の移動しかできませんし、信号待ちなど足を着く時にクリートを外す事が難しいです。
そこで、十分に固定できませんがサドルをシートポストに乗せてテープで固定しますと、なんとか自走する事ができます。
サドルとシートポストをテープで固定しているだけですので、固定ではなくシートポストにサドルが乗っている状態に近い為、サドルにまたがるだけでもサドルがぐらつきます。
ですので、ママチャリ程度の速度で慎重に走らないと危険です。
テープを用いてシートポストに固定しただけのサドルにまたがって三本ローラー台を回してみましたが、サドルがぐらついてかなり難しいですがなんとか三本ローラー台を回す事ができました。
テープでサドルを固定する事でとりあえず自走できますが、サドルの底面がシートポストに擦れますのでサドルの底面に傷がついてしまいます。
ですので、もし近くにコンビニがありましたら、当て布の代用品を買ってサドルの底面に当てておきますと良いでしょう。
自宅まで近ければそのまま自走して帰宅するとよいですが、テープで固定したサドルで長時間走る事が困難です。
ですので、自宅から遠くまで走った場合は最寄りの駅まで自走してから自転車を輪行して電車で帰るか、輪行できない場合は自転車を駅に駐輪して帰宅した後、車でサドルが外れた自転車を回収しに行きましょう。
壊れたサドルは修理できないので買い替える
サドルを固定するネジが折れた場合は新しいネジに付け替えますと対処できますが、サドルレールの先端が外れてしまったり、サドルレールが折れたりした場合は修理ができませんのでサドルを買い替える必要があります。
壊れたサドルが気に入っているのでしたら同じサドルを購入してもいいですし、次は他のサドルを試してみたいと考えているのでしたら違うサドルを買ってみましょう。
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まとめ
サドルレールの先端が外れてしまった場合は、サドルレールの先端をテープで固定する。
サドルレールが割れてしまった場合は、サドルレールの割れた部分を中心に固定する。
サドルを固定するネジが折れた場合は、サドルをシートポストに乗せてテープで固定する。
壊れたサドルは修理できないので買い替える。
もしライド中にサドルが壊れてしまっても、応急処置をして自走できる様にしましょう。
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