ひび割れさえしていなければまだまだ使用できそうですが、そのまま使用し続けても大丈夫ですか？
ですが、紫外線の影響でひび割れが発生したタイヤを使用しますとゴムの劣化でグリップ力が低下していますので滑りやすく危険ですので、落車事故を予防する為にも処分した方が無難です。
次からはタイヤのローテーションを行って順次タイヤを入れ替える様にしますと、より長くタイヤを使い続けられます。
タイヤの劣化を軽減できる方法が分かる。
より長くタイヤを使い続けられる方法が分かる。
摩耗の少ないタイヤにひび割れが入った人。
タイヤは走行しなくても直射日光に当たると紫外線でゴムが劣化します。
劣化したタイヤはグリップ力が低下していますので滑りやすく危険です。
そこで本記事では、タイヤの劣化を抑えてより長くタイヤを使用できる方法について取り上げます。
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目次
本記事の要約
タイヤを直射日光に当たりにくくしたり、順番にローテーションさせたりする事でタイヤのひび割れを抑えられ、タイヤをより長く使える様にできます。
紫外線からタイヤを守る方法
自転車を屋内保管する
防犯面でも高価な自転車は室内保管すると良いですが、室内保管する事で紫外線や風雨や温度変化による影響を受けにくくなります。
室内保管やガレージに保管できると良いですが、保管できない場合でも軒下で直射日光が当たりにくい所に保管する事でも紫外線や風雨や温度変化による影響を和らげられます。
どうしても屋外に保管するしかない場合は、自転車カバーを被せますと雨や紫外線から自転車全体を保護できます。
ただし、自転車カバーを被せ続けますと湿気がこもり錆びやすくなりますので、雨が降っていなかったり直射日光に当たっていなかったりする時にはカバーを外しましょう。
ちなみに今はガレージが空いているので、屋内に保管しています。
リア側に一番古いタイヤを履かせる
タイヤは前輪よりも後輪の方が早く摩耗します。
摩耗の点から見てみますと後輪に新しいタイヤを履かせて摩耗したら前輪に履き替えた方が良いですが、その場合前輪は常に大きく摩耗したタイヤを履き続ける事になります。
大きく摩耗したタイヤは前輪で使用しても、小石等の異物が刺さった場合でもチューブまで貫通しやすいです。
この事を踏まえますと前輪に新しいタイヤを履かせておき、後輪が摩耗で寿命を迎えた時に前輪のタイヤを後輪に履き替えますと大きく摩耗したタイヤが使われなくなりますので、パンクしにくくなります。
複数のホイールを使い分けている場合
通勤通学などの日常ではエントリーグレードのホイールを使い、休日のロングライドではミドルグレードのホイールと使い分けている場合は、ロングライド用ホイールに新品のタイヤを履かせると良いです。
通勤通学用ホイールに履かせているタイヤがすり減ってきましたら、ロングライド用ホイールに履かせているタイヤを通勤通学用ホイールに付け替える事で、ロングライド中でのパンクトラブルが発生しにくくなります。
通勤通学用リアホイールに履かせているすり減って使えなくなったタイヤを処分する。
通勤通学用フロントホイールに履かせているタイヤを通勤通学用リアホイールに付け替える。
ロングライド用リアホイールに履かせているタイヤを通勤通学用フロントホイールに付け替える。
ロングライド用フロントホイールに履かせているタイヤをロングライド用リアホイールに付け替える。
ロングライド用フロントホイールに新品のタイヤを履かせる。
この具体例の様にしますとタイヤが順次入れ替わりますので、摩耗するよりも前にひび割れが多くなる事が防げ、より長くタイヤを使用できます。
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それなりに長持ちしますし、程よい空気圧にしますとほとんどパンクしません。
なお、路肩に落ちているクギやボルトや鋭利な物を踏んでしまいますと、このタイヤに限らずパンクに強いタイヤを履いてもパンクします。
タイヤカバーを付ける
駐輪する時にタイヤカバーをタイヤに被せますと紫外線からタイヤを保護できます。
タイヤカバーを携行する必要があり、駐輪する度に装着する手間が発生する所が難点ですが、通勤通学で長時間駐輪する場合に効果的です。
また、車に自転車を積み込む時、タイヤに付着した汚れが車内に付きませんので車を用いた輪行をする時にも役に立ちます。
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まとめ
自転車を室内保管する事で直射日光が当たらなくなり、タイヤの劣化によるひび割れを軽減できる。
タイヤを順番にローテーションさせる事で一定距離一定期間使用したタイヤが順次入れ替わり、より長くタイヤが使える。
通勤通学など駐輪場に長時間駐輪する時は、タイヤカバーを被せると紫外線からタイヤを保護できる。
タイヤを紫外線から保護して、すり減るまでタイヤを使い倒しましょう。
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