ロードバイクのパンクを防ぐ方法 空気圧・路面・タイヤの3ポイント
サイクリング中にもっとも頻発するトラブルは「パンク」ではないでしょうか。
パンクを完全になくすことはできませんが、日頃のちょっとした工夫でリスクを大きく減らすことができます。
この記事では、パンクしにくくなる3つの基本ポイント「空気圧の管理」「走行ラインの選択」「タイヤの選択・交換時期」について、取り上げます。
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目次
本記事の要約
ロードバイクのパンクは、空気圧の管理・走行ラインの選択・タイヤの選択と交換時期という3つのポイントを意識することで大幅に減らせます。
適正空気圧の維持、路面の異物や段差への注意、タイヤの摩耗チェックと耐パンク性の高いタイヤ選びなど、今から実践できる対策を解説します。
パンクを防ぐ3つのポイント
ロードバイクのパンク対策は、大きく分けて次の3つに集約されます。
・空気圧を適正に保つ。
・走行ラインや路面状況に注意する。
・タイヤを適切に管理・選択する。
どれか一つだけ行っても効果がありますが、この3つを実践しますとパンクの頻度は激減します。
空気圧を適正に保つ
パンク対策の基本が「空気圧の管理」です。
適正空気圧は体重と自転車の合計重量によって変わりますので、下記計算フォームを用いて適正空気圧を算出しましょう。
なお、タイヤの側面には空気圧の上限が記載されており、リムにも空気圧の上限が記載されていることがあります。
計算結果がタイヤやリムの空気圧上限を超える場合は、より太いタイヤにする必要があります。
通勤や通学など短距離を走行する場合は最低でも週1回、ロングライドをする場合は前日の夜か出発前に適正空気圧まで空気を補充しておきましょう。
空気圧が低い場合のリスク
タイヤの太さに対して空気圧が低すぎると、段差を通過した際にチューブがタイヤとリムの間に挟まれてしまう「リム打ちパンク」が起こりやすくなります。
段差で衝撃を受けた瞬間にパンクするのは、空気圧が低いことが原因です。
空気圧が高い場合のリスク
逆に空気圧を高くしすぎてもパンクしやすくなります。
タイヤが硬くなりすぎると路面からの衝撃を吸収しにくくなることで乗り心地が悪くなるだけではなく、砂利がタイヤに刺さりやすくなります。
走る道路や路面状況に注意する
タイヤの空気圧をいくら適正に保っていても、路面に落ちているクギを踏んでしまえばパンクします。
走行するライン選びと、路面状況への注意も重要です。
路肩に潜む危険物
交通量の多い道路の路肩には、砂利、クギ、ビス、ガラス片、空き缶などが落ちていることが少なくありません。
空き缶のように大きくて目立つものや、日光に照らし出されて光るガラス片は発見しやすいのですが、クギは小さく目立ちにくいので走行中に見つけるのが非常に困難です。
砂利が多く堆積している場所は、走行ラインを路側帯でも車道側に寄せることで回避できる場合がありますが、その際は後方から来る車には十分注意しましょう。
段差・凹凸・亀裂への対処
道路には凹凸や亀裂、穴、段差があることがあります。
通過する場合は段差が大きい程、より減速する必要があります。
僕の練習コースの下りには1か所避けられない段差があり、40km/h付近の速度で突入すると大きな衝撃を受けるのですが、25km/h以下ぐらいに減速させますと突き上げる衝撃をかなり緩和できました。
もし減速が間に合わずに段差に突入してしまいそうな場合は、ペダリングを止めてお尻をサドルから軽く浮かせるだけでもリム打ちパンクのリスクを多少減らすことができます。
また、道路上に角材などが落ちていることもあります。
穴や角材を見落としてしまうとパンクどころか、落車して大けがをするかもしれません。
こうした大きな障害物も見落とさない様、路面にも気を配りながら走行しましょう。
タイヤを適切に管理・選択する
どんなに注意深く走っても、タイヤが摩耗していれば耐パンク性能は下がってしまいます。
定期的なタイヤの状態確認と、パンクしにくいタイヤ選びも欠かせません。
摩耗のチェック
タイヤは使用を続けるうちにトレッド(接地面のゴム)が薄くなっていきます。
トレッドが薄くなると、異物がチューブまで到達しやすくなり、パンクの確率が上がります。
タイヤの断面が台形のように角ばってきていないか、定期的にタイヤを見て摩耗状態を確認しましょう。
タイヤが摩耗して台形になりトレッドが薄くなっていたり、繊維が見える状態になってい
たりした場合は、寿命ですので新しいタイヤに交換しましょう。
この画像の様に、トレッドがすり減りましたらタイヤの寿命です。
耐パンク性を重視したタイヤ選び
タイヤを選ぶ際は、厚いゴム層や耐パンクベルトを内蔵したモデルを選ぶと、パンクのリスクを大きく抑えることができます。
一方で、軽量性を最優先した一部のレース用のタイヤは、耐パンク性能を犠牲にしている傾向がある為、通勤通学やロングライド用途で使用する場合はタイヤの特性を確認しておきましょう。
太めのタイヤという選択肢
近年タイヤのワイド化がトレンドになっています。
同じ銘柄のタイヤでも太いタイヤは空気圧を低めに設定できるので、異物を踏んだ際にタイヤ自体がしなやかに変形し、異物が刺さりにくくなります。
結果として太いタイヤは、乗り心地の向上だけではなく、パンクにも強くなります。
ただし、太いタイヤに交換する際は、フレームやブレーキとのクリアランス(隙間)に干渉がないか、購入前に自転車の仕様をしっかり確認することが重要です。
干渉したまま無理に装着すると、走行中にタイヤがフレームやブレーキに擦れてタイヤのサイドウォールが破れてパンクしたり、フレームにダメージが加わったりする原因になります。
それでもパンクしてしまったら
どれだけ対策をしていても、頻度は下げられますがいずれパンクします。
サイクリング中のパンクに備えて、携帯ポンプやタイヤレバー、予備チューブは必ず携行しておきましょう。
また、走行中に手動ポンプで応急的に空気を入れたものの、適正空気圧まで上げられなかった場合は、ペースを落として余裕を持って走り、穴や段差などを早期に見つけて回避したりいつも以上に減速して通過したりする事が自走して帰宅するポイントになります。
小型ポンプを携行している人は自宅で小型ポンプを用いて空気を入れてみてから、フロアポンプに繋ぎ変えて圧力ゲージを確認し、どこまで空気圧を高くできるか、その状態で自走できるかを事前に確認しておきましょう。
ちなみに体重62kgぐらいの僕の場合では、700×23Cの細いタイヤでも3Barまで空気圧を上げればとりあえず自走して帰宅できました。
まとめ
サイクリング中のパンクを防ぐ為には、「空気圧の管理」「走行ラインの選択」「タイヤの選択・交換時期」という3つのポイントを日頃から意識することが大切です。
・通勤通学など短距離で使用する場合は最低でも週1回空気を補充して、ロングライドする場合は出発までに空気を補充する。
・道路の穴や段差に注意し、発見した場合は回避するか減速して通過する。
・タイヤの摩耗をチェックし、摩耗が激しい場合は新しいタイヤに交換する。
これらを実践する事で、パンクの頻度を大幅に減らしたサイクリングができます。
耐パンク性能の高いタイヤは買い替えによる追加費用が必要ですが、空気圧管理と段差の回避・減速とタイヤの摩耗度確認にはお金が掛かりませんので、よくパンクする人はこの記事の内容を実施してサイクリング中のパンクリスクを減らしましょう。
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