気持ちよく走っている時にパンクしますと、凹みますよね。
パンクしづらい道が分かる。
タイヤでパンクしづらくできる事がわかる。
よくパンクする人
パンク対策についてまとめました。
この記事を読んで、パンクリスクを軽減させましょう。
それでは、どうぞ。
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目次
本記事の要約
空気圧を適正に保ちますとパンクしづらくなります。
交通量の多い道ほど交通量に比例して異物が落ちていますので、交通量の少ない道を選んで走りましょう。
パンクに強いタイヤはゴム層が厚かったり耐パンクベルトが付いていたりしますが、トレッドがすり減ってきますとパンクしやすくなりますので、摩耗が激しくなりましたら早めにタイヤを交換しましょう。
メンテナンス
タイヤの空気圧を適正にしておきますとパンクしづらくなります。
週に1回は空気を入れる
タイヤには指定されている空気圧があります。
自転車通勤をしている人は、週に1回はタイヤに空気を入れて指定されている空気圧を維持しましょう。
タイヤの空気圧が落ちてきますと、段差を乗り越えた時にタイヤに加わる荷重を受けきれずにタイヤのケーシングとリムがぶつかってしまいますので、タイヤに収まっているチューブがタイヤとリムに潰されてリム打ちパンクします。
ちなみに、空気圧が高すぎますとリム打ちパンクはしにくくなりますが、タイヤが変形しづらくなる為、接地面積が減ります。
接地面積が減りますと転がり抵抗が減りますがグリップ力が低下しますので、ブレーキを掛けた時やコーナーリング中にタイヤが滑りやすくなります。
低速で走るヒルクライムでは、転がり抵抗を軽減させる為に空気圧を高めにしている人もいますが、レース後の下山の時にはタイヤの空気を抜いて空気圧を戻しています。
出先でパンクした場合携帯ポンプで替えのチューブに空気を入れる場合、携帯ポンプでは高圧まで空気が入れづらく、普段より空気圧が低い状態で走る事になります。
タイヤの空気圧が低い状態ではリム打ちパンクしやすくなりますので、段差通過時タイヤに強い衝撃が加わらない様に慎重に走りましょう。
ロングライドの前日に空気を入れておく
ロングライドをする場合は、前日にタイヤが指定している空気圧まで空気を入れて走る準備をしておきましょう。
タイヤの指定空気圧にまで空気を入れる事で、リム打ちパンクがしづらくなります。
タイヤの指定空気圧内でも上限まで空気を入れる事で転がり抵抗を減らして速く走れますが、タイヤの振動吸収率が落ちますので乗り心地が悪くなります。
逆にタイヤの指定空気圧の下限に空気を入れますと転がり抵抗が増える事で速度が低下しますが、タイヤの振動吸収率が向上しますので乗り心地が良くなります。
また、異物を踏んでもタイヤが変形する事でタイヤが異物に接触する面積が大きくなりますので、パンクしづらくなります。
この事からタイヤの空気圧セッティングは好みの問題になりますので、タイヤの指定空気圧内で色々試してみて自分の好みの空気圧を見つけましょう。
道路
路肩にはパンクの原因になる異物がよく落ちています。
交通量の多い道は避ける
路肩にはパンクの原因になる物が落ちています。
ダンプカーからこぼれ落ちた砂利、廃材運搬車から落ちたビスやクギ、事故で破損して飛散したガラス片、ポイ捨てされた空き缶やゴミが路肩によく落ちています。
その様な物を踏んでしまうとパンクする可能性が高くなります。
車が左折する時に荷台からこぼれ落ちるのか、交差点に異物が落ちている傾向があります。
異物が落ちている所はおそらく交通量に比例していると思われますので、走るコースを決める際は交通量が少ない道を選びますと車を気にしなくてもいいですし、異物も幹線道路から比べますと少ないですのでパンクに遭いにくくなります。
ちなみに、車が入ってくる事がないサイクリングロードにも異物が落ちていてパンクした事があります。
路面コンディションに注意する
道路の状態は良いとは限りません。
車道はきれいに舗装されていても、路側帯はガタガタな事がよくあります。
また、路面に亀裂や穴が開いている事もあります。
コンビニに入る時には歩道の段差を乗り越える事もありますが、段差を乗り越える時は速度を落としてタイヤに加わる衝撃を軽減してリム打ちパンクを防止しましょう。
タイヤ
パンクに強いタイヤを履きますとパンクしづらくなります。
すり減ったタイヤはパンクしやすい
タイヤがすり減ってくるとパンクしやすくなります。
新品のタイヤでもパンクしますが、摩耗したタイヤよりパンクしづらいです。
タイヤは走っている内に徐々に台形に摩耗していきます。
特にトレッド(タイヤ外周側のゴム層)中央部は摩耗しやすく摩耗で一番薄くなりますので、トレッドで異物を受けきれずに内部まで貫通してチューブに突起物が到達しやすくなります。
タイヤインジケーターがあるタイヤはその目印を目安にし、タイヤインジケーターがないタイヤではドレッドの摩耗で台形が広がってきましたら早めにタイヤを交換しましょう。
パンクに強いタイヤにする
練習向けエントリーモデルのタイヤは重量増や転がり抵抗が悪いだけではなく、トレッドとケーシング(タイヤ内周側の繊維層)の間にパンクしづらくするベルトがありません。
ですので、異物を踏んでしまってケーシング層まで突起物が届いてしまいますと、チューブに穴が開いてしまいパンクします。
そこで、中間の価格帯のタイヤでもパンクしづらいモデルを選びますと、トレッド層とケーシング層の間に分厚いゴム層があったり耐パンクベルトが施工されていたりいますので、ドレッド層を貫通した異物も内側まで貫通されずにチューブを保護します。
ちなみに、ハイエンドモデルのタイヤでも軽量化に特化したタイヤは耐パンクベルトがなく、トレッドも薄くしている為パンクしやすいですので、レースでは路面コンディションに合わせてタイヤを選定しましょう。
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タイヤが太いとパンクしづらい
タイヤを太くしますとタイヤのエアーボリューム量が増えますので、その分空気圧を下げてもタイヤに加わる荷重をしっかり受け止められます。
空気圧を下げた場合、異物を踏んでしまっても異物に接触する面積が増える為、刺さりにくくなります。
また、空気圧を下げる事で路面から伝わる振動を吸収しやすくなりますので、乗り心地もよくなります。
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こちらは肉厚を厚くしてパンク耐性を持たせています。
ただし、タイヤ重量は500gとかなり重たいです。
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まとめ
空気圧を適正に保つ事でパンクしづらくなる。
交通量の多い道ほど交通量に比例して異物が落ちているので、走りやすさだけではなくパンクするリスクを軽減させる為にも交通量が少ない道を選んで走る。
道路は舗装したての状態のよい所だけではなく、月日が経って劣化した道路もあるので、路面の状態には注意する。
タイヤはすり減ってくると薄くなるので、異物もタイヤを貫通してパンクしやすくなる。
パンクに強いタイヤは、ゴム層が厚かったり耐パンクベルトが付いていたりする。
タイヤが太いと異物を踏んでも接触する面積が大きくなるので、タイヤのケーシング部分まで異物が貫通しづらくなる。
パンクしますと空気だけではなく気力も抜けますので、パンクに強いタイヤを適正空気圧にセッティングしてパンクリスクを軽減させましょう。
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