自転車で走っていますと手が痺れてきますよね。
サスペンション付きステムのメリットとデメリットが分かる。
手の痺れを軽減させたい人
サスペンション付きステムについてまとめました。
この記事を読んで、手の痺れを軽減させましょう。
それでは、どうぞ。
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目次
本記事の要約
サスペンション付きステムはハンドルから伝わる振動を軽減できますので、ロングライドが少し楽になりますし、手も痺れにくいです。
バネが走行中の振動を吸収しますので、細いタイヤを履いていても太いタイヤを履いて走っている様な乗り心地を味わえます。
デメリットは、サスペンション機構の分だけ重量増になりますし、ダンシング中にハンドルが上下に動きますのでダンシングしづらいです。
Cirrus Cycles KINEKT サスペンション付きステムの特徴は、固さが違うバネが3種類同梱されていますので、バネの組み合わせで体重が軽い人から重い人まで幅広く対応しています。
サスペンション付きステムのメリット
バネが振動を吸収しますので、長時間自転車に乗っていても手が痺れにくくなります。
ロングライドが少し楽に走れる
短時間のライドでは路面から伝わる振動には気になりませんが、ロングライドでは振動による影響が意外に大きく、徐々に疲労が蓄積されていきます。
長時間のペダリングや呼吸器系の負荷だけでも疲労しますのに、路面から伝わる振動でもさらに疲労します。
そこでサスペンション付きステムを使用しますと、路面から伝わる振動による疲労だけでも軽減できますので、ロングライドでは体力を削られにくく少し楽に走れます。
手が痺れにくい
ロングライドでは長時間ハンドルを握り続けています。
そして、ハンドルを握っている時に路面からの振動や衝撃が手に強く伝わりますと、手が痺れてきます。
そこで、サスペンション付きステムを使用しますと、ハンドルに伝わる振動や衝撃がステムのサスペンション部分で大きく減退されますので、長時間自転車に乗っていても手が痺れにくいです。
パンクしづらい
パンクは異物を踏んだ時に突起物がタイヤに突き刺さり、チューブまで突起物が到達して穴が空く事で発生します。
一部例外の車種やものすごく転がりがいい高級ハブを除いて、基本的にロードバイクにはサスペンション機構がありませんので、異物を踏んだ時に衝撃を逃がせられにくい為、チューブまで突起物が食い込んでパンクします。
ですが、サスペンション付きステムを使用しますと、走行中に異物を踏んだとしても衝撃をサスペンションで受け流しますので突起物がチューブに食い込みづらい為、パンクに対して強くなります。
細いタイヤと太いタイヤのいいとこ取り
細いタイヤはエアーボリューム量が少ないですので、空気圧を高くしないと段差を通過した時にリム打ちパンクします。
空気圧を高くしますとタイヤが変形しづらくなりますので、走行中に発生する振動をあまり吸収できず、ライダーに強い振動が伝わります。
そこで太いタイヤにしますと、タイヤに柔軟性がありますのでタイヤがサスペンションの様な役割をして、走行中の振動をタイヤが大きく吸収する事でライダーに伝わる振動が小さくなります。
ディスクブレーキ車の中にはクロスバイク並みに太いタイヤが履ける車種もありますが、大半のロードバイクに履けるタイヤは28mmまでです。
ですが、太いタイヤは接地面積が大きいですので、路面抵抗が増える事で走りが重たくなります。
また、ホイール外周部の重量が増えますので加速が鈍くなります。
そこで、サスペンション付きステムを使用しますと細いタイヤを履いていても振動をタイヤだけではなくサスペンションでも吸収しますので、太いタイヤを履いている様な乗り心地を味わえます。
そして、細いタイヤは走りも軽快ですので、サスペンション付きステムを使用しますと細いタイヤのメリットと太いタイヤのメリットのいいとこ取りができます。
また、振動によるパワーロスも軽減しますので、若干空気圧を高めにセッティングしてさらに転がり抵抗を軽減する事もできます。
空気圧を高くしますと接地面積が減ってグリップ力が低下しますので、コーナーリング時に滑って落車する危険性が高くなります。
安全の為に空気圧は上げ過ぎない様にしましょう。
サスペンション付きステムのデメリット
ダンシング中にハンドルが上下に動きますので、ダンシングがしづらくなります。
通常のステムより重い
完成車に組み込まれているアルミのステムは90mm長さで150g台です。
サスペンション付きステムは、サスペンション機構がありますので通常のシートポストより重く、90mm長さで470gです。
ダンシングしづらくなる
ダンシングでは立ち上がった状態でハンドルを左右に振り、自転車を傾けます。
ダンシング中にハンドルが上下に動きますとバランスを取る事が難しくなります。
ステムにサイコンを付けられない
サスペンション付きステムにはサスペンション機構がありますので、ステムにサイクルコンピュータを取り付ける事ができません。
複数のサイクルコンピュータやライトを付けたくてもハンドルにスペースがない場合は、エクステンションバーを使用しましょう。
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KINEKTステムの特徴
強さが違うバネを組み替えられる
Cirrus Cycles KINEKT サスペンション付きステムには固さが違う3種類のバネが同梱されていて、ライダーの体重や走り方に応じて強さが違うバネを使い分けられます。
体重が軽い人は柔らかいバネを使用し、体重が重い人は固いバネを使用する事で、人を選ばす適切なハンドル沈み込み深さにできます。
また、底打ちしない範囲内で柔らかいバネを使用しますと路面から伝わる振動や衝撃をより大きく減退できますので、長時間自転車に乗っても手が痺れにくいです。
KINEKTステムの選び方
購入する前に現在使っているステムの長さとクランプ径を確認しておきましょう。
必要なステム長さの製品を選ぶ
Cirrus Cycles KINEKT サスペンション付きステムはステム角度(アングル角)7°、90mmと105mmと120mmの3種類の長さステムが用意されています。
自転車のセッティングに合わせてステムを選ぶ事で、今の自転車ポジションを維持したままサスペンション付きステムを取り付けられます。
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KINEKT社からサスペンション付きのシートポストも製品化されています。
サスペンション付きステムと併用しますと、よりロングライドが快適になります。
太さが合わない場合はスペーサーで調整
Cirrus Cycles KINEKT サスペンション付きステムのハンドルクランプ径は31.8mmですが、ハンドルクランプ径は31.8mmの他に28.6mmの規格もあります。
その様な31.8mmの規格よりも細いハンドルに取り付ける場合は、別売りのハンドルスペーサーを挟み込む事で対応できます。
ノーブランド サスペンションステム
サスペンションステムを試してみたいが高くて手が出せない人には、ノーブランドのサスペンションステムもあります。
サイズはステム長さ90mmの1サイズ限定ですが、同じ長さのステムを使用している人におすすめです。
まとめ
サスペンション付きステムのメリットはハンドルから伝わる振動を軽減できるので、ロングライドが少し楽になり、手も痺れにくい。
異物を踏んだ時にバネが衝撃を吸収するので、突起物がタイヤに刺さりにくい為、パンクしづらくなる。
バネが走行中の振動を吸収するので、細いタイヤを履いていても太いタイヤを履いて走っている様な乗り心地を味わえる。
サスペンション付きステムのデメリットは、サスペンション機構の分だけ重量増になり、ダンシング中にハンドルが上下に動くのでダンシングしづらい。
サスペンション機構があるので、ステムにサイクルコンピュータや自転車アクセサリーを付けられなくなる。
Cirrus Cycles KINEKT サスペンション付きステムの特徴は、固さが違うバネが3種類同梱されているので、バネの組み合わせで体重が軽い人から重い人まで幅広く対応している。
Cirrus Cycles KINEKT サスペンション付きステムは90mmと105mmと120mmの3種類の長さが用意されていて、ハンドルの太さが合わない場合は別売りのハンドルスペーサーを使用する。
サスペンション付きステムで手の痺れを気にせず、快適なロングライドを楽しみましょう。
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