穴が開いたタイヤは処分した方がいいですか?
穴が開いたタイヤがまだ使えるのでしたら、そのまま履き続けたいですよね。
穴が開いたタイヤがまだ使えるのか分かる。
異物を踏んでパンクしますとタイヤに貫通穴が開きます。
穴の大きさによっては、パンク修理してもタイヤが使えないかもしれません。
そこで本記事では、貫通穴が開いてしまったタイヤが再利用できるかについて取り上げます。
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目次
本記事の要約
パンクしてタイヤに穴が開いたとしても、タイヤに開いた穴の大きさが小さければ問題なくタイヤが使えます。
タイヤに開いた穴が大きくてタイヤに開いた穴を塞いだとしても、塞いだ穴の部分がコブの様に膨らむ様でしたらタイヤの買い替えが必要です。
タイヤに開いた穴の大きさに対する対処法
道路には小さな小石から車に踏まれてナイフの様になった空き缶まで様々な物が落ちており、踏んだ物によってタイヤに開く穴の大きさも変わります。
小さな貫通穴の場合
この程度の小さな穴でしたら、そのまま使えます。
小さな小石や画鋲を踏んでタイヤに穴が開いた場合は問題なく使用できます。
穴が小さいと規定圧まで空気を入れたとしてもチューブがタイヤに開いた穴に食い込みませんので、そのままタイヤを使い続けられます。
中程度の貫通穴の場合
金属片がケーシングを貫通しタイヤ裏側まで達して裂けたタイヤ
この状態になっても、タイヤの裏側にパッチを当てる事で使い続けられます。
クギなど大きな突起物を踏んで開いた穴は規定圧までタイヤに空気を入れますと、タイヤに開いた穴にチューブが食い込んで少し走りますとチューブに傷が入ってパンクします。
その為、穴を塞ぐ必要がありますが、パンク修理で使うパッチを穴が開いたタイヤの内側に貼り付けますとタイヤは再利用できます。
パッチをタイヤに貼り付ける場合は、クリンチャータイヤに限ってはチューブとは違い空気漏れを気にしなくてもいいですので、ある程度雑にできます。
ゴムのりをタイヤ内側のパッチ貼り付け面に塗って10分間放置した後、パッチを貼り付けてハンマーの柄の部分で押し付けて圧着しますと完了です。
後は規定圧まで空気を入れますと、空気圧でパッチが圧着されます。
規定圧まで空気を入れた後、タイヤの外観を目視してパッチを当てた部分がコブの様に膨らんでいないか確認しましょう。
もし、パッチを貼り付けた部分がコブの様に膨れ上がっている場合はケーシングが裂け過ぎて使えませんので、もったいないですがタイヤを処分して新しいタイヤに履き替えましょう。
大きく裂けた穴の場合
事例1
空き缶?を踏んでトレッド面に傷が入ったタイヤ
ケーシング繊維は無事でしたので、そのまま履き続けています。
事例2
ケーシング繊維まで裂けたタイヤ
パッチを当ててもタイヤの形状を保持できずコブの様に膨らんでいますので、このタイヤは使えません。
鋭利な物でケーシングが裂ける程大きな穴が開いた場合、タイヤは再利用できません。
裂けた部分にパッチを当てたとしてもタイヤを補強しているケーシング繊維が切れていますので、規定圧まで空気を入れますとパッチを当てた部分が異常に膨らみます。
ライド中にケーシングが大きく裂けるパンクをしたとしてもタイヤブートをタイヤの裏面に貼り付けてとりあえず自走できます。
ですが、帰宅後タイヤを処分せずにそのまま履き続けますとタイヤブートに接している部分からまたチューブがパンクします。
タイヤブートはあくまで応急処置用ですので、タイヤがすり減っていなくてもケーシング繊維が裂けた場合は、もったいないですが新しいタイヤに買い替えましょう。
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自宅に到着しましたら新しいタイヤに交換しましょう。
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僕も通勤用や練習用のホイールには、このタイヤを履かせています。
空気圧を高くし過ぎるとパンクしやすくなる
タイヤがしなやかだと異物を踏んでもタイヤに刺さりづらくパンクに強いですので、空気圧を低くセッティングできる太いタイヤはパンクに強いです。
空気圧を落とし過ぎますとリム打ちパンクがしやすくなったり、路面抵抗が増えてパワーロスが大きくなったりしますが、適正空気圧にしますとパンクしづらくなって路面抵抗によるパワーロスも抑えられます。
空気は入れ過ぎない様にしましょう。
まとめ
小さな小石や画鋲を踏んで開いた小さな穴の場合は、問題なくタイヤを使用できる。
クギなど大きな突起物を踏んで開いた穴の場合は、タイヤにパンク修理用のパッチを貼り付けるとタイヤを引き続き使用できるが、コブの様に膨れ上がっていないか確認をする。
鋭利な物でケーシングが裂ける程大きな穴が開いた場合はケーシング繊維が裂けているので、規定圧まで空気を入れるとタイヤが異常に膨れ上がりチューブがパンクする為、タイヤは使用できない。
適正空気圧にする事でパンクしづらくなる。
タイヤの状態を見極めて、タイヤを寿命まで使い切りましょう。
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