ヒルクライムでは軽い方が速く走れますよね。
軽量化にこだわり過ぎると多額の費用が掛かる事が分かる。
ドリンク量を最適化する事でも軽量化ができる事が分かる。
軽量化してヒルクライムレースで有利になりたい人
ヒルクライムにおけるドリンクの必要量についてまとめました。
この記事を読んで、ヒルクライムをより速く走りましょう。
どれでは、どうぞ。
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目次
本記事の要約
サイクルボトルの飲み口を開けたままにしておく事でドリンクが飲みやすくなります。
ほどほどの軽量化は効果的ですが、行き過ぎた軽量化は多額の出費になります。
ゴール時にドリンクを飲み切る様にドリンク量を調整しましょう。
始めて出走するレースでは事前に試走をして必要なドリンク量を把握しておきましょう。
レース当日の天気を把握してドリンク量を調整しましょう。
飲み口を開けておくメリット
練習やロングライドでは、ドリンクはサイクルボトルの上限まで入れます。
走ってドリンクを消費するにつれて、サイクルボトルに入っているドリンクの内容量が減っていきます。
練習やロングライド開始直後はサイクルボトルにドリンクが満タンに入っていますので、飲み口を閉じておきませんと走行中にドリンクが飲み口から漏れ出てしまいます。
ですが、ある程度ドリンクを消費していきますと停車時に自転車を倒さない限り飲み口からドリンクが出てくる事がありません。
ですので、ある程度サイクルボトルに入っているドリンクが減ってきましたら飲み口は開けっ放しにしておいても問題ありませんので、走行中にドリンクを飲む時はサイクルボトルの飲み口を気にする事無くドリンクを飲む事ができます。
口でサイクルボトルの飲み口を開くわずかな手間しか変わりませんが、そのわずかな手間を無くす事で意外にライダーの負担が軽減されますので、限界ギリギリまで追い込むヒルクライムに集中できます。
ドリンクで10万円相当の軽量化
エントリーグレードのパーツからミドルグレードのパーツに交換しますと軽量化の費用対効果が高いですが、ミドルグレードからハイエンドグレードへの軽量化は費用対効果が悪くなります。
例えば、下から2番目のコンポーネントであるクラリスからミドルグレードの105にアップグレードしますと、100gあたり5,000円の投資額で軽量化ができます。
ですが、中間グレードの105から最上位グレードのデュラエースにアップグレードしますと、100gあたり35,000円も投資しませんと軽量化ができません。
この事から、ほどほどの軽量化は効果的ですが、軽量化にこだわり過ぎますと多額の出費が必要になります。
実際には軽量化の面だけではなく、変速性能はデュラエースと一つ下のグレードであるアルテグラとでは全くの別物と感じてしまう程の差があります。
軽量化は自転車よりもライダーがダイエットした方が軽量化には効果的ですが、体重を落とし過ぎますと持久力が落ちてしまいますので、ダイエットにも限界があります。
また、ダイエット中は空腹との戦いになりますので、きつい練習よりも辛いかもしれません。
そこで、自転車の軽量化やダイエット以外にも軽くする方法があり、サイクルボトルに入れるドリンクの量を最適化しますと、コースにもよりますがさらに200gから300g軽くできます。
つまり、サイクルボトルに入れるドリンクの内容量を減らす事で、ほどほどの自転車の軽量化をした場合ですと、7万円から10万円相当の軽量化がタダでできます。
サイクルボトルに入れるドリンクの量を最適化する
では、ドリンクの内容量を最適化するにはどうすればいいのかと言いますと、ゴールした時にちょうどドリンクを飲みつくしているか、僅かにドリンクが残っている程度の内容量が良いです。
適正量よりドリンクが少ないですと終盤でドリング切れを起こしてライダーのパフォーマンスが低下しますし、逆に適正量よりドリンクが多過ぎますとゴール後に余ったドリンクの分だけ重りを付けて坂を上っている事になります。
試走してドリンクの消費量を把握する
では、実際にどれだけのドリンクが出場するレースに必要なのかですが、レースの1週間前から2週間前に一度レース会場に足を運んで、実際にコースを試走する事が良いです。
事前に試走する事でドリンクの消費量が分かりますし、コースの特徴や距離感を掴めますので試走はおすすめです。
なお、レース前日にレースペースで試走しますと、脚が消耗して翌日のレースでのパフォーマンスが悪くなりますのでおすすめできません。
気温に応じてドリンク量を変える
レース当日の天気予報を確認して、レース中の天候を把握しておきましょう。
コースを試走した時よりも寒かったり、雨が降っていたりしていましたらドリンクの消費量は試走時より少なくなりますので、サイクルボトルに入れるドリンク量も少し減らします。
逆に、晴天で気温が高い場合はサイクルボトルに入れるドリンク量を増やしませんと、レース終盤でドリンク切れを起こしてしまう可能性があります。
まとめ
ドリンクが満タンに入っていない時はサイクルボトルの飲み口を開けたままにしておくと給水がスムースにできる。
ほどほどの軽量化は費用対効果が高いが、軽量化にこだわり過ぎると多額の費用が掛かる。
ゴールした時にドリンクを飲み切るぐらいのドリンク量にする事で、ドリンク量を最適化できる。
始めて出走するレースでは、事前に試走をしてドリンクの消費量を把握する事で本当に必要なドリンク量が分かる。
レース当日の天気を把握してドリンク量を調整する。
サイクルボトルに入れるドリンクの内容量を最適化して、より速く走りましょう。
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