タイヤにひび割れが入っていますと不安ですよね。
硬化やひび割れしたタイヤの再利用法が分かる
硬化やひび割れを予防する方法が分かる
タイヤのひび割れが心配な人
タイヤのひび割れとその対策についてまとめました。
この記事を読んで、ひび割れする前にタイヤを使い倒しましょう。
それでは、どうぞ。
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目次
本記事の要約
タイヤが硬化すると制動距離が伸びたり、急コーナーで滑ったりして危険で、また柔軟性も失われますのでパンクしやすくなります。
ゴム層が痛んだタイヤでもケーシング層が無事でしたら、ローラー台用としてまだまだ使えます。
自転車を直射日光に当たらない場所に駐輪し、タイヤの硬化よりも摩耗のペースの方が速くなる様に走り込みましょう。
タイヤの硬化によるデメリット
タイヤが硬化しますと滑りやすくなる為、グリップ力が低下する事により制動距離が伸びたり、速い速度で急コーナーを曲がっている最中に滑ったりしますので危険です。
また、タイヤの柔軟性が失われますと突起物がタイヤを貫通しやすくなる為、パンクしやすくなります。
タイヤが硬化するとグリップ力が低下する
空気に触れた時からタイヤの硬化が始まりますが、日光が当たりますとさらに激しくタイヤが硬化し、硬化が進みますとタイヤ表面に亀裂が入ります。
また、タイヤのトレッド面が硬化しますと滑りやすくなりますので、グリップ力が低下します。
タイヤのグリップ力が低下してもライダーのパワーが小さい為、ホイールが空転する事も少なく、路面に伝えられる推進力への影響は小さいです。
ですが、グリップ力が低下する事で制動距離が伸び、また急コーナーを速い速度で曲がろうとしますとグリップ力の限界が低下している事でタイヤが滑りやすく落車します。
ですので、コーナーをなるべく減速せずに走り抜ける必要があるロードレースでは、タイヤの硬化によるグリップ力の低下は致命的です。
ヒルクラムレースでは速度域が低いですので、タイヤのグリップ力の低下によるレース中の影響は限定的ですが、レース後の下りコーナーではタイヤが滑りやすく落車の原因になります。
タイヤが硬化するとパンクしやすくなる
ラテックスチューブはチューブに柔軟性がある為、異物がタイヤのケーシング層を貫通したとしてもチューブに食い込みにくいですので、一般的なプチルチューブよりパンクしづらいです。
タイヤもチューブと同じく、タイヤのトレッド面に柔軟性がありますと突起物を踏んだとしてもトレッド面に食い込みにくいですので、異物がトレッド面に刺さりにくくなります。
そのタイヤのトレッド面が日光を浴びて硬化しますと柔軟性が失われる為、トレッド面に異物が刺さりやすくなります。
タイヤは路面に接触しているゴム層と、突起物からチューブを保護する耐パンクベルト層と、タイヤの形状を保持するケーシング層で構成されています。
繊維でできている耐パンクベルト層とケーシング層はタイヤの内側にありますので日光による劣化が基本的にないのですが、ゴム層はタイヤの表面にありますのでゴム層が一番劣化します。
また、ゴムは繊維以上に直射日光による劣化に対して弱いです。
例えば輪ゴムは箱に入れて保管していますと弾力性がありますが、使用して日光に当たりますと弾力性が徐々に失われていき、劣化が進行して弾力性がなくなりますと引っ張った時に輪ゴムが切れてしまいます。
タイヤのゴム層も輪ゴムと同じく、日光に当たる事で弾力性が失われる事により、ゴム層にひび割れが発生してしまいます。
タイヤトレッド層のひび割れを起こした部分に異物が入り込みますと、ゴム層を飛び越えて直接耐パンクベルト層に突起物が接触してしまいますので、ひび割れを起こしたタイヤはさらにパンクしやすくなります。
硬化やひび割れしたタイヤの再利用法
硬化やひび割れが入ったタイヤでもケーシング層が痛んでなければ自走可能ですが、実用上問題がありますので実走での使用を控えた方がよいですが、ローラー台用として用途を変えますとまだまだ使えます。
一度硬化したタイヤは元に戻せない
日光による劣化を遅らせるタイやワックスがありますが、日光による硬化を再生させる薬剤はありませんので、硬化やひび割れが起きたタイヤは元には戻せません。
靴底を補修するパテがありますが、トレッド面に塗りますとタイヤ本来のグリップ力が得られません。
それに亀裂が入ったゴム層自体は元に戻りませんので、補修したタイヤを使っている内にまた新しいひび割れが発生してしまいます。
ちなみに、大型トラックや大型バスのタイヤはトレッド面に新しいゴム層を形成して再生タイヤとしてメーカーが再商品化していますが、乗用車やオートバイや自転車など一般ユーザー向けの製品にはタイヤを再生して再商品化させていません。
ケーシング層が痛んでなければ自走可能
タイヤのケーシング層で空気圧を保持していますので、ケーシング層の繊維さえ切れていなければ自走する事はできます。
ですが、ゴム層の硬化が進行していますのでパンクしやすくなっていますし、何よりグリップ力が低下していますので、硬化が進行したタイヤで走りますと滑りやすく危険です。
ローラー台専用タイヤとしてまだまだ使える
硬化が進行したタイヤでもケーシング層が痛んでいない場合、実走には向きませんがローラー台での室内練習に使えます。
三本ローラー台での硬化したタイヤの使用は慣れが必要ですので万人におすすめできませんが、固定ローラー台は自転車がローラー台に固定されていますので落車の心配がありません。
硬化やひび割れを予防する方法
タイヤの硬化やひび割れを予防する為には日光が当たらない所に保管して、ドレッド面の硬化よりもタイヤの摩耗の方が速くなる様に距離を走り込みますと、タイヤがすり減って寿命を迎えるまで良好な状態を維持できます。
日光が当たらない所に保管する
タイヤは空気に触れますと表面が硬化しますが、日光による硬化よりも影響は小さいです。
ガレージに保管している週末のみ使用しているタイヤ。
日光によるダメージが少なく、ひび割れが目立たない。
週末のみ走るサンデーライダーは、室内かガレージの直射日光が当たらない場所に自転車を保管しますとタイヤが長持ちします。
通勤でも自転車に乗っている人は、なるべく直射日光が当たりにくい所に駐輪しましょう。
通勤に使っているタイヤ。
外の駐輪場に停めている時間が長い割に走行距離が少ないので、
タイヤにひび割れが入っている。
通勤と週末のライドでホイールを使い分けている人は、保管しているホイールを室内かガレージの直射日光が当たらない場所に保管しますとタイヤが長持ちします。
いっぱい走り込む
ガレージに保管している週末のみ使用しているタイヤ。
かなり使い込んでいるがタイヤの硬化より摩耗のペースの方が速いので、
トレッド面が薄くなっていてもひび割れが入っていない。
走行しますとタイヤは摩耗しますので、タイヤ表面の硬化よりもタイヤの摩耗の方が速くなる様にいっぱい走りますとタイヤのトレッド面は常に硬化していない状態になりますので、いっぱい走ったタイヤも新品のタイヤと同等のグリップ力になります。
ですので、タイヤの硬化よりもタイヤの摩耗のペースの方が速くなる様にどんどん走り込みましょう。
ただし、路面に接触している部分以外は摩耗しませんので、保管状態によりトレッド面の両端やサイドウォールにひび割れが入る事があります。
タイヤ側面のひび割れが大きくなって、ケーシング層が丸見えになったタイヤは交換した方がよいでしょう。
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レースやイベント限定でレース用タイヤを使用していますとなかなかタイヤがすり減りませんが、年数が経ったタイヤは練習用に卸して新しいタイヤに履き替えましょう。
まとめ
タイヤが硬化すると滑りやすくなる為、グリップ力が低下する事により制動距離が伸びたり、急コーナーで滑ったりして危険で、また柔軟性が失われる為突起物が刺さりやすくパンクしやすい。
一度硬化やひび割れが入ったタイヤを元に戻す方法はない。
硬化やひび割れが入ったタイヤは実用上問題があるが、ケーシング層が痛んでなければローラー台用としてまだまだ使える。
タイヤの硬化やひび割れを予防するには、自転車を直射日光に当たらない場所に駐輪し、タイヤの硬化よりも摩耗のペースの方が速くなる様に走り込む。
頻繁に自転車に乗るか新しいタイヤに履き替えて、安全にサイクリングしましょう。
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