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【2024年版】ロードバイク車種別乗り出し必要最低予算

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ロードバイクを始めたいけど、いったいいくら必要なのだろう。
高校生だからバイトしないと、まとまった予算が用意できないよ…

自転車の趣味を始めようとしても、いったいいくら必要になるのか分かりませんよね。

記事のポイント

予算別に3種類の車種を紹介
必要最低限の用品類をピックアップ
乗り出しに必要な予算が分かる

サイシスト
サイシスト
この記事は以下の様な人におすすめ!
これからロードバイクを始めようとしている人

予算別にお勧めの車種と乗り出しに必要な最低限の用品類についてまとめました。

この記事を読んで、ロードバイクを始めましょう。

それでは、どうぞ。

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本記事の要約

必要最低限の用品類だけでも、15,000円は必要です。

ロードバイクルック車でも、用品類を含めた総額は65,000円必要です。

入門用ロードバイクにする場合、用品類を含めた総額は85,000円必要です。

ミドルグレード105仕様ロードバイクにする場合、用品類を含めた総額は145,000円必要です。

緩く走るのならルック車もアリ

ルック車は2万円から販売されていますが、ママチャリ並みに安いルック車はフレームの材質がママチャリと同じハイテンション鋼を使用している事が多く、また溶接や仕上げも雑です。

ママチャリと同じ速度域で走る分には問題ありませんが、下りで40km/h以上の速度が出ている時にグレーチングや路面の継ぎ目などの段差がある所を通過した場合、フレームに相当な負荷が掛かります

その負荷に耐え切れずフレームの溶接部が破断したら、大怪我を負ってしまいます

通勤通学タウンクルージングなど緩く走るのであれば、リスクを承知の上でルック車にするのもアリでしょう。

お勧めのルック車

出典:SPEAR ロードバイク アルミフレーム クラリス 2×8段変速 SPR-7016

アマゾンや楽天などで各種ロードバイク風ルック車が販売されていますが、お勧めは「SPEAR ロードバイク アルミフレーム クラリス 2×8段変速 SPR-7016」です。

5万円以下で買える割にルック車としては性能が高いです。

メリット

最初の一台として買いやすい価格

ママチャリより高いとはいえ、エントリーグレードのクロスバイクを買う予算ロードバイクが買えますので、ロードバイクを始める上で最初の一歩が踏み出しやすいです。

クラリスを採用したアルミロードバイク

この価格帯でクラリス8速を採用しており、購入後パーツ交換でアップグレードする楽しみがあります。

ターニー7速のハブは、8速以上の自転車に採用されているフリーボディの他にボスフリーもあります。

フリーボディが採用されていましたらコンポーネントをアップグレードできますが、ボスフリーが採用されていた場合、規格が違う為8速以上にアップグレードできません

ですので、低予算でロードバイクを買う場合は、8速のロードバイクをお勧めします。

重量はルック車の割には軽い11kg

大抵のロードバイク風ルック車は15kgぐらい車体重量がありスポーツサイクルとしては重たいです。

車体が重いと漕ぎだしが重くなり、上りでも重量増の為、軽快に上りにくくなります。

ですが、この自転車はロードバイクと呼ぶには重たいですが、それでも11kgですので、ルック車の割に軽快な走りが楽しめる事でしょう。

デメリット

ルック車なのでワンサイズのみ

ルック車ですのでフレームサイズはワンサイズのみで、適正身長165cmから170cm向けのフレームサイズになっています。

ブレーキキャリパーは社外品

ルック車に限らず安い自転車は、走行性能に関係しないブレーキを社外品にする事でコストカットしている傾向があります。

ブレーキキャリパーの質が悪くても走りには影響しませんが、人や車が飛び出してきた時に急制動する場合、利きの悪いブレーキキャリパーを付けていると止まり切れず人や車にぶつかってしまいます。

また下りでは、止まり切れず崖から転落する事も考えられます。

クランクは社外品

クランクコストカットの対象になりやすいパーツです。

ですが、社外品になったからといっても、走りには特に問題はありません

軽いけど所詮ルック車の重量

ルック車としては軽い部類になりますが、それでもロードバイクの中では重いです。

ルック車なのでフレームの強度が怪しい

舗装路を走るタイプの自転車ですのでMTB程フレームに衝撃が加わる事はありませんが、速い速度で走る事ができるロードバイクとしては走行中にフレームが破断しないか不安です。

サイシスト
サイシスト
ルック車はスポーツサイクル風味のママチャリですのでお勧めできませんが、この内容でしたらルック車でもアリだと思います。
ただし、ルック車ですのでスピードの出し過ぎに注意。

低予算ならメリダのロードバイク

メリダって何?」と思われるでしょうが、GIANTに次ぐ台湾第2位の自転車メーカーです。

有名メーカーのOEM生産をしていますので技術力も十分あり、またプロチームと提携しておりますので独自開発したハイエンドロードバイクをチームに供給しています。

お勧めのロードバイク

出典:MERIDA SCULTURA 93 アルミ ロードバイク クリラス 2×8段変速

入門用として買うのでしたら、「MERIDA SCULTURA 93 アルミ ロードバイク クリラス 2×8段変速」がお勧めです。

近年の物価高で値上がりしましたが、10万円で購入でき、すべてシマノ製のクラリスが使われています。

メリット

ルック車ではないのでフレームサイズが5種類ある

ルック車はフレームサイズがワンサイズのみですが、このロードバイクはしっかりフレームサイズが選べます

どの体格の人でも適切なフレームサイズを選ぶ事で、違和感なく走って楽しめます。

ルック車ではないので安心して走れる

ルック車ではありませんので、フレームの強度も十分にありますので、速い速度で下っても安心して乗る事ができます。

クラリスを採用したアルミロードバイク

この自転車はクラリスを採用した8速のアルミロードバイクです。

カセットスプロケットですので、後で12速までアップグレードする事もできます

コストカットの対象になりやすいブレーキキャリパーもクラリスを採用

このロードバイクはブレーキキャリパーもクラリスが採用されています。

コストカットの為に社外品になってしまいがちなブレーキキャリパーが、このロードバイクの場合ブレーキキャリパークラリスを採用していますので、安定した制動力が得られます

僕はロードバイクで一番重要な性能は制動力だと考えていますので、ブレーキキャリパーもシマノ製を採用しているこのロードバイクはお勧めできます。

重量はこの価格帯では軽い9.2kg

送料含めて10万円で買えるロードバイクとしては軽い9.2kgです。

9.2kgですと10万円以上するロードバイクと同じ重量です。

漕ぎ出しが軽く上り10万円を超えるロードバイクと同等に走れます。

デメリット

リアの変速数が少ない

8速ですと変速時にギヤ比が大きく変わる傾向がありますので、急にペダルが重くなったり軽くなったりして漕ぎにくいです。

緩く走る分には気になりにくいですが、上りを全力で走る場合は変速時ケイデンスの大きな変動に悩まされると思います。

メリダ MERIDA 2024年モデル スクルトゥーラ SCULTURA 93 アルミ ロードバイク 2×8速 シマノ製クラリス
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サイシスト
サイシスト
送料を入れると10万円になりますが、5万円でルック車を買うのでしたらこのロードバイクを買う事をお勧めします。

潤沢に予算が確保できる場合105コンポのロードバイク

ロードバイクにどっぷりはまりますと8速では物足りなくなり、コンポーネントをアップグレードする事でしょう。

それなら最初から11速105のロードバイクを買った方が、パーツをアップグレードしていくより出費は少なくなります。

ミドルグレードのロードバイクでしたら、パーツ交換しなくても十分に走れる自転車に最初からなっています。

お勧めのロードバイク

出典:KhodaaBloom FARNA 2024モデル アルミロードバイク 105  2×11段変速

本格的にロードバイクを始めるのであるのでしたら、「KhodaaBloom FARNA 2024モデル アルミロードバイク 105  2×11段変速」をお勧めします。

16万円で105グレードのコンポーネントを採用しているロードバイクが手に入ります。

メリット

105を採用したアルミロードバイク

105のコンポーネントを採用したロードバイクはどの自転車も20万円以上しますが、コーダーブルーム ファーナ105」は16万円で105グレードになっています。

クランクやブレーキキャリパーも含めてフル105

20万円以上するロードバイクもクランクやブレーキキャリパーが社外品である場合がありますが、「コーダーブルーム ファーナ」のロードバイクはすべてのパーツが105です。

ブレーキキャリパーが105ですので、高い制動力が期待できます。

重量は9kgを切る軽さの8.8kg

コンポーネントのグレードだけではなく、重量も20万円以上するロードバイクと同等です。

9kgを切る軽さですので、上りもグイグイ走れます。

デメリット

16万円とはいえ最初の一台としては手が届きにくい価格

105グレードのコンポーネントが使われているロードバイクが16万円で手に入るから安いと言っている人は、趣味が自転車で週末にサイクリングしている人です。

ですが、これからロードバイクを始めようとしている人にとっては金銭感覚が自転車愛好家とは違いますので、いくらお得だと説明しても手が出にくい価格です。

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サイシスト
サイシスト
初めてロードバイクを買う人には、ママチャリ基準の金銭感覚で考えてしまうととても手が出せない金額ですが、長く続けられる自信があるのでしたら105グレードのロードバイクをお勧めします。

必要最低限の用品類

「ケイデンス表示できるサイクルコンピューター」、「サイクルボトルとサイクルケージ」、「ビンディングシューズとペダル」、「サイクルウェア類」、「サングラス」、「ワイヤーロック」、「サイクルスタンド」、「スポーツサイクル用チェーンルブ」、そして「パワーメーター」、「コンポーネントのアップグレード」「ホイールのアップグレード」、「サドルの交換」など、全部一気に買い揃えると初期投資費用がかなり高くつきます

いずれ買い揃えていく事になりますが、まずは走って自転車の楽しさを知るのであれば必要最小限の用品だけをロードバイクと一緒に購入し、続けられると思った時に必要な物を買い揃えていけばいいでしょう。

必要最低限の用品類のみを買い揃えた場合、約22,000円掛かります。

高圧対応フロアポンプ

タイヤに空気を入れる為に必要です。

ロードバイクのチューブは仏式バルブですので、ママチャリの英式バルブと互換性がなくママチャリ用のフロアポンプでは空気を入れられません

また、仏式バルブに英式バルブアダプターを付けてママチャリ用のフロアポンプで空気を入れられる様にしたとしても、ロードバイクに要求される高圧まで空気圧を高くできません

携帯ポンプとチューブ2本

道路には小石やガラス片やクギなどが落ちています

ロードバイクのタイヤは細く空気圧が高い為硬くて変形しにくいですので、異物がチューブに刺さりやすく、実走していますとたまにパンクします。

パンクした場合、自分でチューブを交換して携帯ポンプで空気を入れてパンク対応する必要があります。

携帯ポンプで高圧まで空気を入れる作業は大変ですが、とりあえず自宅まで自走できればいいので、リム打ちしない程度まで空気が入れば十分です。

ただし、空気圧が低いと段差に乗り上げた時にチューブがリムに当たりパンクしますので、路面の段差に注意して慎重に自宅まで走りましょう

ヘルメット

ヘルメットがなくても走れますが、落車した時に頭を路面に強打する事も考えられます。

その時ヘルメットを被っていないと、頭をアスファルトに強打して取り返しのつかない事態になる可能性が高くなります。

ヘルメットを被っていたら絶対安全という訳でありませんが生存確率を高められますので、条例でのヘルメット着用義務の有無に関わらず必ず被りましょう

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タイヤレバーやチェーン油は100均でもOK

ダイソーなどの100円ショップには、自転車コーナーにパンク修理用品があります。

安くて質が悪いと思われるでしょうが、僕はパンク修理のパッチや携帯しているタイヤレバーはダイソーで買った物を使っています

タイヤレバーはプラスチック製ですので、リムを痛めにくいです。

パンク修理のパッチ安くてもしっかりパンク修理できます

また、チェーンに油を差して滑らかにチェーンが動く様にしましょう。

僕の場合、チェーンルブは1000円以上するフィニッシュラインのセラミックルブを使っていますが、初期投資費用を抑えたいのであれば100円ショップのチェーンルブでもとりあえずいいのではないかと思います。

ただし、100円ショップのチェーンルブは耐久性がありませんので、100km走ったらこまめに注油しましょう。

通勤通学で夜走る場合はライトが必要

趣味で日中サイクリングするのならライトはトンネルを走らない限り不要ですが、通勤通学で使われるのであれば必ずライトを取り付けましょう。

通勤で使っていますと残業があった場合日が暮れますし、通学でも部活で遅くなった場合も日が暮れてしまいます。

そんな時に無灯火で走ると路面や人や物が見えませんし、それ以上に車に気づかれません

ライトは道路で一緒に走っている車両に、自身を知らせる物だと認識しましょう。

走りながら必要なパーツを買い揃える

走っている内にパーツ交換したくなる事もあるでしょう。

例えばお尻が痛くなるからサドルを変えたい

走行速度や距離を知りたいからサイクルコンピューターを付けたい。

駐輪する事もあるからワイヤーロックを用意したい。

漕ぎやすくしたいので、日常のシューズからビンディングペダルとサイクルシューズにしたい。

そして、変速数を増やしたいからコンポーネントをアップグレードしたい。

また、走っている内にタイヤやチェーンが消耗したり、シフトケーブルやブレーキケーブルが切れたりしますので、消耗しましたら交換して性能を維持する必要もあります

そんな時に、その都度買っていけば初期投資費用を抑えられます

見た目を気にしないのなら普段着でも走れる

大抵の自転車愛好家はサイクルジャージとレーサーパンツ(またはサイクルタイツ)を身に着けて走っています。

サイクルウェアを着て走ると自転車映えしますが、見た目だけではなく快適性も普段着とは異なります

普段着で走った場合は汗でシャツが濡れても走行風で渇きづらく不快ですが、サイクルウェアは速乾性ですので汗で濡れても走行風で渇く為不快にならないです。

そして、レーサーパンツやサイクルタイツはお尻にパッドが付いていますので、お尻が痛くなりにくいです。

ちなみに、レーサーパンツやサイクルタイツの下は何も穿いてはいけません

ノーパンでレーサーパンツやサイクルタイツを穿く理由は、パンツの縫い目がお尻に当たったり擦れたりしてお尻が痛くなるからです。

サイシスト
サイシスト
僕もロードバイクに乗り始めた頃は、必要最低限の物しか買いませんでした。

まとめ

必要最低限の用品類を買い揃えるだけでも、22,000円は必要

どうしても予算が確保できない場合は、5万円台で買えるロードバイクルック車「SPEAR ロードバイク アルミフレーム クラリス 2×8段変速 SPR-7016」がお勧めで、用品類を含め総額75,000円

もう少し予算を確保できるのなら、10万円で買える入門用ロードバイク「MERIDA 2024モデル SCULTURA 93 アルミ ロードバイク クリラス 2×8段変速」がお勧めで、用品類を含め総額122,000円

潤沢に予算が確保できるのなら、16万円で買える105仕様ロードバイク「KhodaaBloom FARNA 2024モデル アルミロードバイク 105  2×11段変速」がお勧めで、用品類を含め総額182,000円。

最低でも122,000円できれば182,000円の予算を確保して、ロードバイクでサイクリングを始めましょう

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