効率よくデリバリーをこなす為には、デリバリーに適した自転車にしたいですよね。
配達効率が上がる費用対効果の高いパーツが分かる。
この記事は以下の様な人におすすめ!
フードデリバリーを始めようとしている人
フードデリバリーに適した自転車やパーツについてまとめました。
この記事を読んで、デリバリーに適している自転車に乗りましょう。
それでは、どうぞ。
目次
本記事の要約
近距離のデリバリーにはエントリーモデルのクロスバイクで十分ですが、雨天走行も考えますとディスクブレーキモデルを選びましょう。
「フラットペダル」「スタンド」「カセットスプロケット」「チェーンリング」「明るいライト」に付け替える事で、少ない投資費用でデリバリーにもっと適した自転車にできます。
交通の状況を見て無理なすり抜けは控えて安全にデリバリーしましょう。
デリバリーに適した自転車
デリバリーは近距離を走りますので、クロスバイクの方が使い勝手がよく、背負っているバッグの事を考えますと軽量化の恩恵も薄れてきますので、エントリーモデルで十分です。
ただし、雨天でのデリバリーでも制動力が落ちないディスクブレーキモデルにしましょう。
市街地でのデリバリーにクロスバイクが最適
ウーバーイーツや出前館などのフードデリバリーでは専用のバッグを背中に背負ってデリバリーします。
バッグに入っている食品がデリバリー中に崩れてはいけませんので、バッグを極度に傾けて走る事ができません。
ロードバイクでは、バッグに入っている食品を保護する為にロードバイクの特徴である深い前傾姿勢が取れません。
アップライドなポジションで走る為にステムを高い位置に取り付けたり、ハンドルバーポジションかブラケットポジションで走ったりする事になりますので、ロードバイクのメリットが薄れデメリットが目立ってきます。
それに対してクロスバイクはロードバイクよりハンドルが体に近く、前傾姿勢が浅くゆったりとしたポジションで走れますので、バッグを背負いながら走っても走りやすいです。
また、ブレーキやシフターもロードバイクよりも操作しやすい位置に取り付けられていたり、ハンドル幅も広い為にゆっくり走っても安定したりしますので、市街地走行にクロスバイクは適しています。
エントリーモデルで十分
信号が多い市街地での走行では軽い自転車の方が走りやすいですが、デリバリーでは食品を入れたバッグを背負って走りますので、自転車が多少軽くなったとしてもバッグが重くなりますと自転車軽量化の効果も薄れてしまいます。
ですので、重量的にコストパフォーマンスが悪い7kg台のハイエンドモデルを買うよりも、10kg台のエントリーモデルを買った方が初期費用を安く抑えられますので良いですし、市街地での近距離走行でしたらハイエンドモデルもエントリーモデルもデリバリー時間に大差はないです。
また、上りがある道でしたら別ですが、市街地を走るのでしたら変速数も8速か9速ぐらいで必要十分です。
平坦路向けのクロスレシオカセットスプロケットやジュニアカセットスプロケットに付け替えますと、例え変速数が少なくても市街地走行では11段変速や12段変速の自転車と同等に走れます。
ディスクブレーキ仕様車を選ぶ
ここまでデリバリー用途にはエントリーモデルのクロスバイクがおすすめと説明してきましたが、ブレーキだけは別です。
リムブレーキでは雨天走行の場合、リムが濡れていますのでブレーキを掛けてもブレーキシューとリムの摩擦抵抗が激減して十分な摩擦力を加えられない為、制動距離が大きく伸びてしまい危険です。
すでに持っているリムブレーキ仕様のロードバイクやクロスバイクを活用してデリバリーをしたいのでしたら、雨天用のブレーキシューに付け替えますと雨天時も安定してブレーキを掛けられますが、デリバリーをする為に自転車を新しく買うのであればエントリーモデルでもディスクブレーキ仕様のクロスバイクにしましょう。
ディスクローターはリムより内周部についていますので泥水が付きにくいですし、油圧式でしたら軽い力で強い制動力が掛けられますので雨天でもブレーキの利きが落ちません。
ただし、雨天走行では路面が滑りやすくなりますので、晴天時と同じ感覚で止まろうとしますとタイヤが滑って制動距離が長くなったり、コーナーで滑って落車する危険があったりします。ディスクブレーキ車でも雨天走行では晴天時より慎重に走る必要があります。
自転車の使い勝手が良くなるパーツ
ホイールなどの高額パーツを買わなくても、ちょっとした投資でデリバリーでの使い勝手が大きく向上します。
歩きやすい靴が履けるフラットペダル
デリバリーではお店で食品を受け取ったり、食品をデリバリー先まで運んだりしますので、頻繁に自転車から降りて歩く機会が多くなります。
ビンディングシューズを履いている場合、ロードバイク用のクリートでは歩きにくくて不向きですし、MTB用のクリートでもシューズのソールが硬くて普段履いているシューズよりも歩きにくいです。
そこで、普段履いているシューズでもペダルを漕ぎやすくする為に漕ぎやすいフラットペダルを取り付けますと、自転車に乗っている時の他、歩いている時も歩きやすいです。
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スタンドで駐輪しやすくなる
デリバリーではお店で食品を受け取ったり、食品をデリバリー先まで運んだりしますので、頻繁に自転車を停める事になります。
スポーツサイクルにはスタンドが付いていませんので、駐輪するには自転車を壁に立てかけたり路面に倒したりする事になります。
ですが、自転車から降りる度に立てかけたり倒したりしていては他の人の邪魔になりますし、駐輪できる場所も限られてきます。
そこで、後付けのスタンドを自転車に取り付けますと、ママチャリ感覚で駐輪できますので良いです。
ただし、安定性はママチャリのスタンドより悪いですので、不意に倒れない様に注意が必要です。
クロスレシオで平坦路が走りやすくなる
エントリーモデルのクロスバイクにワイドレシオのカセットスプロケットが付いている場合は、クロスレシオのカセットスプロケットに付け替える事をおすすめします。
8速や9速の自転車でワイドレシオのカセットスプロケットが付いている場合は、前後のギヤの歯数差がかなり違いますので、変速しましたら急にペダルが重くなってしまい走りづらいです。
そこで、8速の自転車でしたら13-26Tのカセットスプロケットにしますと、13-14-15-17-19-21-23-26と前後のギヤの歯数差が小さくなりますので、変速数が少なくても走りやすくなります。
9速の自転車でしたら、14-25Tのジュニアカセットスプロケットがおすすめです。歯組構成は14-15-16-17-18-19-21-23-25と平坦路を走るのに最適です。また、18Tのギヤがありますので、中速域での走行が快適になります。
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チェーンリングを変えて効率よくギヤを使おう
アウターチェーンリングは歯数が少なめの物がおすすめです。
52Tや53Tでしたら、トップギヤ付近に変速しますとペダルがかなり重くなりますし、バッグを背負っている為に前傾姿勢が取れませんので、空気抵抗がさらに増えますので高速巡行はかなりきつくなります。
そこで、48Tのチェーンリングに付け替えますと漕ぎだしも軽くなりますし、トップ側のギヤに変速してもギヤ比が小さいですので、ペダルが重くなり過ぎず効率よくトップ側のギヤまで使えます。
コンパクトドライブ用チェーンリング
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ノーマルクランク用の130ピッチとコンパクトドライブ用の110ピッチの2種類がありますので、買い間違いに注意しましょう。
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明るいライトを点けて目立とう
ライトは路面を明るく照らすだけではなく、相手にも自転車の存在をアピールする為の物です。
暗いライトを点けていますとドライバーに自転車の存在を認識してもらえず事故になる危険性が増えてしまいます。
ですが、明るいライトを点けますと路面も見やすくなりますし、ドライバーにも自転車を目立たせられますので、事故を予防する効果があります。
リアはリフレクターが付いていましたら道交法上では問題ありませんが、テールライトを点灯させる事でよりドライバーに自転車の存在を認識させられますので追突事故を予防できます。
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泥除けで泥汚れから身を守る
雨天走行では路面の雨水や泥水が背中に飛び散ってきます。
雨水や泥水が跳ねますと不快ですし、背負っているバッグにも泥水が付きますので、デリバリー先で嫌がられたりトラブルになったりする事も考えられます。
そこで、泥除けを自転車に付けておきますと泥水が飛び散っても泥除けで防げますので、衣服やバッグも泥水で汚さずに済みます。
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メンテナンスなど
チェーンの潤滑具合を良くしますと伝達効率がよくなりますので、よく進む自転車になります。
また、デリバリー件数を多くこなす為に無理な運転をしますと事故の元になりますので、自動車に注意して安全に配達をしましょう。
雨に強い油をチェーンに塗布しよう
雨天走行ではチェーンの油膜切れが起きやすくなります。
ドライタイプやワックスタイプのチェーンルブは抵抗が小さくて晴天時は良いですが、雨に濡れますと注油した油が流されますので、雨天時にしばらく走っていますとチェーンが油膜切れになります。
そこで、ウェットタイプのチェーンルブをチェーンに塗布しますとドライタイプのルブよりチェーンが汚れやすくなるデメリットがありますが、雨に強くチェーンが濡れても油が流れ落ちにくいですので、油膜切れになりにくいです。
結果として雨天走行をする場合でしたらチェーンの抵抗を軽減できますし、チェーンの寿命も延びます。
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巻き込まれ事故に注意
デリバリーを多くこなして報酬を多くもらう為に、狭い路肩を走る事も少なくないでしょう。
ですが、信号待ちをしている自動車を無理してすり抜けしますと、近づいてくる自転車に気づかれず自動車が左折する時に巻き込まれる危険があります。
すべての車がウィンカーを出していましたら自転車側の対応で巻き込まれ事故を予防できますが、実際には曲がる直前にウィンカーを出してきたり、そもそもウィンカーを出し忘れたりする自動車もいますので、自転車側の対応だけでは巻き込まれ事故の対策にも限界があります。
ですので、路肩がなかったり狭すぎたりする所ではすり抜けせずに待っていたり、いつでも停車できる速度にまで減速したりしましょう。
まとめ
バッグを背負って近距離のデリバリーをするにはクロスバイクが適している。
また、軽量化のメリットが低いからエントリーモデルで十分である。
雨天のデリバリーの事を考えると、これから自転車を買う時は雨天でも制動力が落ちないディスクブレーキモデルを選ぶ。
デリバリーで食品の受け渡しをする際に自転車を頻繁に乗り降りするので、ビンディングペダルよりフラットペダルの方が使い勝手が良い。
また、スタンドを付ける事もフラットペダルと同じ理由で使い勝手が良くなる。
市街地を走るにはギヤの繋がりが良いクロスレシオのカセットスプロケットに交換すると、変速段数が少ない自転車でもスムースに走れる。
小さめのチェーンリングに付け替える事で、カセットスプロケットのギヤをまんべんなく使える様になる。
明るいライトは道を照らして夜間走りやすくする為だけではなく、自動車にも自転車の存在を目立たせられる大きなメリットがある。
泥水から体やバッグを守る為に泥除けを付けると良い。
多少摩擦抵抗が大きくなってもウェットタイプのチェーンルブを塗布すると、雨天でも油膜切れになりにくい。
デリバリーの件数を多くこなす為に無理して走ると事故の元になるので、無理なすり抜けは控える。
ほどほどの投資でデリバリーの仕事を長く続けられる様にしましょう。
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