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【摩耗と劣化】ホイールも消耗品 寿命を見極め方と定期メンテナンス

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ホイールの寿命は何を基準に判断したらいいですか?
また、ホイールのメンテナンスはどうすればいいですか?

長年使い続けても見た目があまり変わらないホイールは、どの地点で寿命を判断するのか分かりづらいですよね。

本記事を読むメリット

ホイール寿命の判断方法が分かる
ホイールのメンテナンス方法が分かる

基本的にホイールは走行距離に比例してリムが摩耗していきます。

また、摩耗以外にもスポークやリムが金属疲労します。

そこで本記事では、ホイールの寿命とメンテナンスについて取り上げます。



本記事の要約

スポークは経年劣化で金属疲労しますので、突然切れます

リムはブレーキシューによって削られますので、強度が低下して空気圧に耐えられなくなりますと突然リムが壊れます

リムは一度変形や破損すると修理できません

ホイール本来の性能を維持する為に、定期的に振れ取りとテンション調整をしましょう。

カップアンドコーンは自分でメンテナンスできますが、シールドベアリングの場合は自分でベアリングのメンテナンスできませんのでシールドベアリングの交換が必要です。

日々の通勤通学練習ライドでは安価なホイールを使って、高価なホイールを温存させましょう。

ホイールの寿命

ホイールを構成しているスポークやリムは経年劣化します。

走行しているだけでスポークが切れた時

劣化していないホイールは強い衝撃を受けない限り、スポークが切れる事はありません

ただ走行しているだけでスポークが切れる場合は、スポークに限界まで金属疲労が蓄積されています。

金属疲労が進行して切れたスポーク
破断面が波打っています

金属疲労が原因で切れたスポークを新しいスポークに張り直しますととりあえず問題なくホイールが再使用できますが、金属疲労は切れていないスポークにも蓄積されていますので、修理したホイールを使用していますと交換していないスポークが切れてしまいます

ですので、ホイールを使い続ける為にはスポークをすべて交換する必要があります。

自分でスポーク交換できる場合は同じ長さのスポークを購入して張り直しますと丸スポークの場合1本30円+税ですので24本交換しても720円と安く済ませられますが、ショップに依頼しますと工賃が発生しますのでエントリーグレードのホイールでしたら買い替えても費用はほぼ同じになります。

また、エアロスポーク軽量スポークを使用しているホイールの場合、すべてのスポークを交換しようとしますと補修用スポークの購入費用が高くつきます

ですので、強い衝撃を受けていないホイールが突然切れる場合はホイールの寿命と判断すべきです。

なお、走行中に他の自転車と接触したり、スポークに石を当ててしまったりして切れた場合は、切れた部分のスポークのみ交換しますとホイールが再使用できます

リムの摩耗が大きくなった場合

リムブレーキの場合、ブレーキを掛けますとブレーキシューとリムの摩擦力により運動エネルギーを熱エネルギーに変換して制動します。

ですので、ブレーキを掛ける度にリムがブレーキシューによりすり減っていきます

摩耗したリムの断面
ブレーキシューが接触する部分が摩耗しています

そして、リムの摩耗の限界を超えてホイールを使い続けますと、リムがタイヤの空気圧に耐え切れなって突然リムが壊れてしまいます

スポークの場合、1本切れたぐらいでは※ホイールの横振れはそれほど大きくなりませんのでとりあえず自宅まで走り続けられますが、リムが壊れてしまいますと走行不能になります。

※リア24本スポーククロス組ドライブ側のスポークが1本切れた場合

リムの摩耗を抑える方法 – 雨天走行を控える

雨天走行長い下り坂ではブレーキシューの消耗が激しくなります。

ブレーキシューの摩耗が激しいリムの摩耗も激しくなります。

ですので、出発前に天気予報を確認して雨を避ける様にしますとブレーキシューやリムの摩耗を抑えられますが、天気予報が外れてライド中に突然雨が降ってくる事もあります。

また、ヒルクライム後の長い下り坂では、断続的にブレーキを掛けましょう。

ブレーキを掛け続けますとブレーキシューやリムの摩耗が速くなるだけではなく、熱でブレーキが利きづらくなりますので非常に危険です。

ブレーキ断続的に掛けますとリムに蓄熱されにくくなる事で、制動力が落ちにくくなります。

リムが変形した場合

落車や衝突などでリムに強い衝撃が加わった場合、リムが割れたり変形したりする事があります。

多少ホイールに振れが出ましても振れ取りする事で振れを修正できますが、大きく振れたホイールリムが変形している事があります。

大きく変形したリムで振れ取り調整をしましても、スポークテンションまで整えられません

ですので、リムが変形したり割れたりした場合は修理不能ですので、交換する必要があります。

シマノの場合、リムスモールパーツで取り寄せる事ができますが、リム単品がホイールに近い価格です。

リムに不具合が出た場合は買い替えた方が安く付きますので、実質的にホイールの寿命となります。

サイシスト
サイシスト
通勤に使用していた完成車に付いていたホイールが、ただ走っていただけでスポークが突然切れました。

ホイールのメンテナンス

定期的にメンテナンスを行いますと、新品の頃の性能を維持できます。

振れ取りとスポークテンションを調整する

スポークは走行中の衝撃や振動徐々に緩んでいきます

ですので、1年に1回でいいですので定期的にホイールの振れ取りとスポークテンションを調整しましょう。

振れ取りとスポークテンションを整えます新品時の性能が維持できます。

タキザワで各種スポークが1mm刻みで販売されています。

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振れ取り台の他にセンターゲージとスポークレンチが同梱されています。
ですので、これ一つで振れ取り作業ができます。
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ミノウラの振れ取り台に同梱されているスポークレンチの精度に不満がある人は、パークツールのスポークレンチを使ってみましょう。
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サイシスト
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簡易的なテンションメーターです。
僕もパークツールのテンションメーターを愛用しています。
レバーを握るときしむ音がしますが、注油すると測定値が変わりますのでそのまま使いましょう。

カップアンドコーンは自分でメンテナンスできる

シマノフルクラムを含むカンパニョーロ製のホイールは、※カップアンドコーンが採用されています。

※フルクラムのエントリーグレードのホイールはシールドベアリングが使われています。

カップアンドコーンは自分でメンテナンスできますので、ベアリング球にグリスアップして玉当たり調整しますと転がりが良くなります

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サイシスト
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別名デュラグリス。
ベアリングや軸受の注油に最適です。
なお、粘度が高いのでケーブル類の注油には使えませんので注意しましょう。

シールドベアリングは消耗したら交換

シマノやフルクラムを含むカンパニョーロ製以外のホイールはカップアンドコーンではなくシールドベアリングが使用されています。

シールドベアリングのシールを剥がしてグリスアップするのは大変ですし、ベアリングのシール性能が落ちてしまいます

シールドベアリングはメンテナンスフリーですので、特に何もする必要がありません。

ベアリングやシャフトを手で回してみてゴリゴリ感が感じられましたらベアリングの寿命ですので、シールドベアリングを交換しましょう。

ホイールを使い分ける

実走で使用しているホイールは走行距離に比例してリムが摩耗しますので、走行距離を抑えますと良いです。

ですが、走行距離を抑えますと走りたくても十分に走れなくなります。

そこで、通勤通学や練習ではエントリーグレードのホイールを使用して、レースやイベントには高価なホイールを使い分けますと、高価なホイールを長い間使い続けられます

シマノ WH-R501-A クリンチャーホイール前後セット エアロスポーク
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サイシスト
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8速から10速までのカセットスプロケットに対応したホイールセットです。
Campagnolo(カンパニョーロ) ZONDA ゾンダ C17 ブラック シマノ用 ホイールセット

サイシスト
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こちらは11速までのカセットスプロケットに対応しています。
プロ選手の中には、このホイールを練習で使用しています。
サイシスト
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スポークテンションを揃えながら、縦振れと横振れを取るのはかなり大変です。
慣れますと難しくないですので、場数をこなしましょう。

まとめ

スポークは経年劣化で金属疲労すると突然切れるので、切れたスポークを交換しても他のスポークも金属疲労が蓄積されているので近い内に古いスポークが次々と切れていく

リムブレーキシューによって削られていき、摩耗が進行していくとタイヤの空気圧にリムが耐え切れなくなり突然リムが壊れる

強い衝撃が加わるとリム変形破損する事があり、一度変形や破損すると修理できないのでリムを交換する必要がある

走行中の衝撃振動スポークが徐々に緩むので、本来の性能を維持する為に定期的にホイールの振れ取りとテンション調整をすると良い

カップアンドコーン自分でメンテナンスできるが、シールドベアリングの場合回転性能が落ちてきたら交換する

日々の通勤通学練習ライドでは安価なホイールを使う事で、高価なホイールを温存できる

ホイールも消耗品ですので、スポークやリムの状態を見て寿命を見極めましょう。