TOWILD CL2000使用レビュー 明るさと長時間点灯が魅力の自転車ライト
夜道を走る時も、日中のトンネルを抜ける時も、ライトの明るさと扱いやすさは安全性に直結します。
TOWILDの充電式自転車ライトでも500ルーメンから2,000ルーメンまでいろんなモデルがありますが、トンネル走行時も考慮して一番明るいモデルの自転車用ライト「TOWILD CL2000」を選定しました。
スペックだけでなく、実際に使って感じた良い点とイマイチな点、おすすめの使い方までを記事にしました。
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目次
TOWILD CL2000の基本仕様と点灯時間
TOWILD CL2000は、最大2,000ルーメンの明るさを持つ自転車用ライトです。主な仕様は次の通りです。
| 項目 | 内容 |
| 最大光量 | 2,000ルーメン |
| バッテリー | 5,000mAh(一体型) |
| 充電端子 | USB-C |
| 照射距離 | 200m(記載値) |
| 防水性能 | IPX6 |
| モード | ロー/ミドル/ハイ/ナイトフラッシュ/デイフラッシュの5種類 |
モード別の明るさと点灯時間
| モード | 明るさ | 点灯時間(目安) |
| ロー | 400ルーメン | 約8時間 |
| ミドル | 800ルーメン | 約4時間 |
| ハイ | 2,000ルーメン | ※約2時間 |
| ナイトフラッシュ | 0〜400ルーメン | 約10時間 |
| デイフラッシュ | 0〜600ルーメン | 約12時間 |
ハイモード使用時は発熱が大きく、ランプソケットの内部温度が65℃になると自動的にミドルモードに切り替わります。
約2時間点灯とはハイモードで点灯した時の累積時間です。
ローモードで約8時間、ミドルモードでも約4時間使える為、通勤や夜間のロングライドでも安心感があります。
ハイモードは累積約2時間と短めなので、常用ではなく夜間の下り区間や日中のトンネル通過時に限定して使うと良いです。
接続はUSB-Cですので、スマートフォンと充電ケーブルを共用できるのも便利です。
また、自転車ライトとして必要な防水性能(IPX6)があり、雨が降っていても当然使用できます。
取り付け・操作面の特徴
ハンドル上にも吊り下げにも設置できるマウント
ハンドルバー上部への取り付けに加え、Garmin互換マウントを使った吊り下げ設置にも対応しています。
サイクルコンピュータとの干渉を避けられるので、ハンドル周りがすっきりします。
対向車や歩行者に配慮した防眩レンズ
防眩(ぼうげん)レンズによって上方向への光の拡散を抑えており、対向車や歩行者への配所もされています。
自動消灯・点灯とワイヤレスリモコン
静止状態を検知して自動で消灯・点灯するスマートモード機能を搭載しており、休憩中の消し忘れを防げます。
なお、通常モードで使用すると停車時も点灯しています。
また、オプションのワイヤレスリモコンで電源やモード切り替えを手元で操作できます。
リモコンの有無は購入時に選べるので、使い方に合わせて決められます。
買い替えの理由と選定のポイント
手軽に使えて明るいライトが欲しかった
ライトを2つ付けており、夜間走行用として購入していたバッテリー式ライトは最大900ルーメンと十分に明るいのですが、使うたびに端子を接続する必要があり、その手間が面倒でした。
一方、ロードバイクを購入した2007年から使い続けていた電池式ライトもあり、こちらはボタンを押すだけで点灯できて良いのですが、夜間走行用としては暗くて使い物になりませんでした。
そこで、「ボタンを押すだけで点灯できて、明るいライトが欲しい」と思い、買い替えを検討しました。
ランタイムの長さで選んだ
明るさだけならいろんな製品があります。
ただ、同じ明るさでも他社製品は点灯時間が短いものが多いです。
その中でTOWILD社のCL1200やCL2000は、ローモードやミドルモードで長時間使えるのが魅力的でした。
バッテリーの消費が激しいハイモードはトンネルなどで限定的に使うつもりですので、夜間走行に問題のない実用的なモードでどれだけ持つかを重視しました。
ハイ / ミドル / ローモードの明るさ比較
ハイモード、ミドルモード、ローモードの比較をしました。
高輝度モードになる程、周囲の雑草がよく照らし出されています。
カメラの撮影機能で補正が掛かりますので、画像だけでは確実に判別できませんが、僕が見た場合では各モードに明確な差がありました。
ハイモード 2,000ルーメン
ミドルモード 800ルーメン
ローモード 400ルーメン
ハイモード、ミドルモード、ローモードの比較
実際に使ってわかった良い点・イマイチな点
良かった点
とにかく明るい
左側:今まで使っていた旧世代ライト。右側:今回買い替えたTOWILD CL2000。
左側ライトは防眩(ぼうげん)レンズではないので、指向性が強く正面手前の路面は明るく照らし出されているが、周囲への灯りの広がりが弱い。
右側ライト(TOWILD CL2000)は2,000ルーメンで全体的に明るい。
暗かった電池式ライトの代わりに、TOWILD CL2000を購入しました。
ミドルモードの800ルーメンでも、従来のメインライトの最大900ルーメンに近い光量があります。
さらに、2,000ルーメンのハイモードでは、従来のライトとの明るさの違いをはっきり感じました。
電池残量がひと目でわかる
電源ランプでバッテリー残量が分かり、残量10%以下になると30秒ごとにライトが4回点滅します。
残量がなくなる前に充電のタイミングを判断できるので、使用中にいきなり消灯してしまう心配が減りました。
ボタンを押すだけで使える
15年前(2011年)にメインライトとして購入した充電式ライトは、本体とバッテリーが別々の構造でした。
接続しているだけでバッテリーが消費される為、使う時だけ接続していました。
今回購入したTOWILD CL2000は一体型ですので、ボタンを押すだけで使えます。
使いたい時に走行しながら点灯できるのが大きなメリットです。
充電しながら使用できる
バッテリーは交換式ではありません。
ですが、電池切れになっても、ローモードでしたら給電しながら使用できますので、モバイルバッテリーとケーブルがあればライトが点灯できずに走行不能になるトラブルがありません。
ローモードで暗く感じた時は、無理せず速度を落として慎重に走行しましょう。
イマイチだった点
前方の路面照射距離が短い
カットオフ配光で、対向車や歩行者への配慮はされています。
その一方で、前方の路面を照らす距離は短めです。
メーカー公表値200mという数字で期待すると、物足りなく感じます。
夕暮れから日の入りになったサイクリングロードを走行しましたが、メインライトで使用しているのと同じ明るさの400ルーメンで使用していても照射距離が短い為、いきなりランナーが視界に現れて怖い思いをしました。
それ以来、ミドルモード800ルーメンで夜間走行をしています。
ライトの向きが変えられない
付属のマウントはハンドルバーへの固定を想定して作られています。
僕の様にエアロバーを増設マウント代わりにしようとした所、ライトの向きが変えられずマウントが使えませんでした。
結局マウントの使用はあきらめ、結束バンドでライトを固定していますので、取り付け場所によっては工夫が必要です。
点灯と点滅の切り替えがしにくい
点灯時に電源ボタンをダブルクリックすると、点滅するデイフラッシュモードや、蛍の様に強く光ったり弱く光ったりするナイトフラッシュモードに切り替えられます。
ですが、素早く2回押さないと切り替わらないので慣れが必要です。
個人的には、1回押すごとに「ロー → ミドル → ハイ → デイフラッシュ → ナイトフラッシュ」という順に切り替わる方式のほうが使いやすいと思います。
明るさセンサーがない
スマートモードでは、120秒停車していると振動センサーが検知して自動的に消灯します。
便利な機能ですが、明るさセンサーはありません。
少々コストアップしてでも周囲の明るさを検知して、トンネルを通過する時だけ自動的に点灯する機能が欲しいです。
おすすめの使い方・おすすめしない使い方
おすすめの使い方
トンネル通過時だけハイモードを使う
夜間走行では、ミドルモードを使います。
(ローモードを使う場合は、街灯のある道など、前方の安全を十分に確認できる状況に限るのが良いです。)
日中にトンネルを通る時は、あらかじめハイモードに切り替えておき、トンネルに入る前に点灯させると暗いトンネルでも走りやすくなります。
ハイモードの使用をトンネル通過時などの短時間に限定すれば、常用するよりバッテリー消費を抑えられます。
長いトンネルや連続して通過する区間では、残量や本体の発熱にも注意が必要です。
トンネルを出たあとの消し忘れには注意しましょう。
ハイモードは最大累積約2時間しか使用できない為、うっかり消し忘れると使いたい時に電池切れになっていることがあります。
手が届かない場所に設置してもリモコンで操作
ハブライトホルダーを使って、走行中に手が届かない場所にライトを設置する場合、オプションのリモコンがあれば自転車から降りなくてもライトの点灯や消灯ができます。
取り付け位置の自由度が上がるので、ライトの設置場所を決めていない場合はリモコン付きを選ぶと良いです。
おすすめできない使い方
モバイルバッテリー機能
緊急時には付属のアダプターを用いることで、モバイルバッテリーとしても利用できます。
ですが、サイクルコンピュータやスマホよりもライトの電池切れの方が困ります。
使うとすれば、自走できなくなった時にタクシーを呼ぼうとして電話を掛けようとしたら、スマホが電池切れだった場合のみという非常に限定的な場面に限られます。
ですので、この機能はあくまでおまけ程度と理解しておくのが無難です。
まとめ
TOWILD CL2000は、明るさと使いやすさ、そして実用的な点灯時間のバランスが取れた充電式ライトです。
- ローモード8時間、ミドルモード4時間使える長い点灯時間
- 電池式ライトとは比べものにならない明るさ
- 一体型でボタンを押すだけの手軽さ
- バッテリー残量がひと目でわかる安心感
一方で、次のような弱点もあります。
- 前方の路面照射距離が短め
- 付属品のマウントを用いるとライトの向きが変えられない
- 点灯/点滅の切り替えに慣れが必要
- 明るさセンサーがない
- 交換式バッテリーではない
とはいえ、ハンドル周りをすっきりさせたい人や、夜間走行で長く点灯できるライトを探している人におすすめです。
トンネル通過時だけハイモードを使うといった使い分けをすれば、2,000ルーメンの明るさが頼りになります。
製品の特性を理解したうえで購入することで、満足度の高いライトになります。
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