買い替えるのでしたら使いやすいフロアポンプにしたいですよね。
おすすめするフロアポンプの使いやすさが分かる。
フロアポンプを買い替えようとしている人
ロードバイクに適しているフロアポンプについてまとめました。
この記事を読んで、使いやすいフロアポンプを買いましょう。
それでは、どうぞ。
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目次
本記事の要約
ワンタッチポンプヘッドはバルブに差し込むだけで固定でき、ロードバイクの空気圧に最適化されたフロアポンプは高圧まで楽に空気を入れられます。
大きな圧力ゲージがフロアポンプ上側に付いているので見やすく、タイヤに空気を入れ過ぎてもエアーリリースボタンで簡単に減圧できます。
フロアポンプは、価格の安さよりも使いやすさで選びましょう。
今まで使っていたポンプの問題点
1台目のロードバイクを購入した時から使っていたフロアポンプですが、ポンプヘッドに組み込まれているゴムパッキンの経年劣化による摩耗と硬化が激しくなりました。
劣化したゴムパッキンでバルブを固定して高圧までタイヤに空気を入れようとしますと、ポンプヘッドが空気圧で押されて外れてしまいます。
補修部品のゴムパッキンが販売されていないか調べてみましたが、15年前のフロアポンプが廃盤になっていて補修部品が手に入りませんでしたので、今回買い替えする事になりました。
フロアポンプは一番よく使うメンテンナンス用品ですので、使いやすいフロアポンプに買い替えましたら、今まで使ってきたフロアポンプの問題点が見えてきました。
高圧になるほどハンドルが重い
一般的なフロアポンプはシリンダーの直径が太めですので、一度に多くの空気をタイヤに入れられる為ポンピング回数が少なくて済みますが、タイヤの空気圧が高圧になる程強くハンドルを押し込まないと空気が入りません。
太いタイヤは必要とする空気圧が低いですので、フロアポンプのシリンダー径が太くてもハンドルが軽いですし、ポンピング回数が減るメリットがあります。
ですが、ロードバイクのタイヤは細いですので、タイヤの空気圧を高圧まで上げる必要がある為、ハンドルが重いです。
慎重に空気を入れる必要がある
タイヤに空気を入れ過ぎた場合、ポンプヘッドをバルブから外しタイヤの空気を少し抜いてから、もう一度ポンプヘッドをバルブに差し込んで空気を入れ直す事になります。
ですので、目標の空気圧の手前までは連続してポンピングできますが、目標の空気圧に近づきましたら圧力ゲージを見ながら慎重にポンピングする必要があります。
買い替えたフロアポンプを使用した感想
今までフロアポンプの使い勝手については気にした事がありませんでしたが、一番使いやすいフロアポンプに買い替えましたら、作業効率が大幅に向上しました。
新型のポンプヘッドは使い勝手がいい
買い替えたフロアポンプはポンプヘッドが大きく改良されています。
今まで使ってきたフロアポンプのポンプヘッドはバルブに差し込んだ後レバーを引き起こすヒラメ式でしたが、今回購入したフロアポンプのポンプヘッドは差し込んで押し込むだけでバルブに固定できます。
この新型のワンタッチポンプヘッドですが、一度使ってみますとかなり便利です。
レバーを起こす(倒す)動作がなくなるだけですが、その作業がなくなるだけでも使い勝手が大きく向上します。
ポンプヘッドをバルブから取り外した時に空気が抜けますが、フロアポンプ側の残圧が大気開放されているだけですので、タイヤの空気が抜けている訳ではありません。
なお、新型のポンプヘッドはバルブに対して真っ直ぐに差し込まないとうまくバルブに固定できません。
バルブに対して斜めになったままポンプヘッドを無理矢理差し込もうとしてもなかなか固定できませんので、丁寧にポンプヘッドをバルブに差し込みましょう。
高圧まで入れてもハンドルが軽い
他のフロアポンプのポンプヘッドも仏式の他に英式と米式のバルブに対応していますが、シリンダーはロードバイクのタイヤの高い空気圧に最適化されていません。
パスカルの原理では入力側のシリンダー径が細いほど小さな力で出力側のシリンダーを押し込めますが、そのパスカルの原理をロードバイク用タイヤに最適化したフロアポンプに応用して、シリンダー径を一般的なフロアポンプのシリンダー径よりも細くしています。
シリンダー径を細くする事によりタイヤの空気圧が高圧になっても、一般的なフロアポンプより小さな力で空気を入れる事ができます。
小さな力で空気を入れられる反面、一度に入れられる空気量が減りますのでポンピング回数が多くなります。
ですが、実際に使ってみますとシリンダー径が細くても十分な空気量をタイヤに入れられますので、ポンピング回数が増える点は気になりませんでしたし、ポンピング回数を数えないと分からない程度の差です。
圧力ゲージが見やすい
圧力ゲージがフロアポンプの下側に付いている場合、圧力ゲージが人や自転車の影に重なりますと圧力ゲージが見づらくなります。
ロードバイク向けフロアポンプ(BFP-02AGEZ2)は圧力ゲージがフロアポンプの上側に付いていますので、自転車の影になりにくいです。
圧力ゲージも大きく見やすいですので、タイヤに入っている空気圧が一目で分かります。
タイヤの空気圧調整が簡単
空気を入れていましたら、いつの間にか空気を入れ過ぎていた事はありませんでしたか?
減圧ボタンがないフロアポンプでは、いったんポンプヘッドをバルブから外してタイヤの空気を少し抜いた後に、もう一度ポンプヘッドをバルブに固定して空気を入れ直す必要がありました。
ですが、ロードバイク向けフロアポンプ(BFP-02AGEZ2)の圧力ゲージにはエアーリリースボタンが付いています。
空気を入れ過ぎた場合でもポンプヘッドを外す事無く、ボタン一つでタイヤの空気圧を減圧できますので、タイヤの空気圧を簡単に調整できます。
使用上の注意
バルブの長さに注意
ヒラメ式で固定できるバルブ長さでしたら、ワンタッチポンプヘッドでバルブを固定できます。
フロアポンプの説明欄に「仏式バルブの露出が約20mm以下の場合は使用できない時があります」と記載されています。
ですが、そもそもワンタッチポンプヘッドで固定できない長さのバルブはヒラメ式ポンプヘッドでも固定できませんので、ヒラメ式ポンプヘッドを使われている人はバルブの長さを気にする必要がありません。
リムナットで固定されていないと付けづらい
大半のバルブはリムナットでバルブをリムに固定できる様になっていますが、中には写真の様にリムナットが付けられないチューブのバルブもあります。
リムナットが付けられないバルブにワンタッチポンプヘッドを差し込もうとしますとバルブがリム側に押し込まれますので、ワンタッチポンプヘッドが付けづらいです。
写真の様なリムナットが付けられないバルブには、ヒラメ式ポンプヘッドの従来型フロアポンプの方が適しています。
フロアポンプは使いやすい物にしよう
フロアポンプはメンテナンス用品の中でも一番よく使います。
通勤通学で自転車に乗る場合でも週に一度は空気を補充する必要がありますし、実走練習やロングライドではその都度空気を補充する必要があります。
確かに2,800円の安いフロアポンプを買っても空気を入れられますので実用上は問題ありませんが、1,800円の追加費用で非常に使いやすいフロアポンプが手に入ります。
フロアポンプは一度買えば10年以上使えますので、追加費用分以上のメリットがあります。
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予備も用意しておきましょう。
まとめ
一般的なフロアポンプはシリンダー径が太いので、高圧までタイヤに空気を入れようとするとハンドルが重くなる。
減圧できないフロアポンプは空気を入れ過ぎた場合、ポンプヘッドを外してからタイヤの空気を少し抜いて空気を入れ直す必要がある。
大幅に改良されたワンタッチポンプヘッドはバルブに差し込むだけで固定できる。
ロードバイクの空気圧に最適化されたフロアポンプはシリンダー径が細いので、高圧まで楽に空気を入れられる。
大きな圧力ゲージがフロアポンプ上側に付いているので見やすい。
タイヤに空気を入れ過ぎてもエアーリリースボタンで簡単に減圧できる。
ヒラメ式ポンプヘッドで固定できれば、ワンタッチポンプヘッドでも問題なく固定できる。
フロアポンプは一番よく使うメンテンナンス用品ですので、価格の安さよりも使いやすさで選びましょう。
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