タイヤも色々ありますので、タイヤの選定で迷いますよね。
低価格帯のタイヤでも普段使いには十分な事が分かる。
普段使い用のタイヤを買い替えようとしている人
普段使いに適しているタイヤについてまとめました。
この記事を読んで、コストパフォーマンスの高いタイヤを履きましょう。
それでは、どうぞ。
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目次
本記事の要約
低価格帯のタイヤでも十分な耐パンク性能がありますし、サイドカットもしづらいです。
高価格帯のタイヤより転がり抵抗が劣りますので、レースやブルベには不向きです。
コンチネンタルのウルトラススポーツ3が価格と重量と耐パンク性能のバランスが取れていました。
低価格帯タイヤについて
タイヤは大きく分けて価格的に安く普段使いに適しているタイヤと、レースやイベントなど決戦用として使う様な高くて価格的に普段使いに適さないタイヤの2種類に分かれます。
低価格帯のタイヤはパンクしやすいと思われますが、パンクに強い高価格帯タイヤ「パナレーサー リブモ」でもガラス片には強いですが、クギや画鋲を踏んでしまいますと耐パンクベルトを貫通してパンクしてしまいます。
また、速度を落とさずに道路の陥没や段差を乗り上げてしまいますと段差を乗り上げた時に発生する衝撃でタイヤがリムまで押されますので、リム打ちパンクは同じタイヤ幅である場合、どんなタイヤを履いていても発生します。
1本1000円以下で販売されている激安タイヤは他の低価格帯タイヤと同じ重量ですが、効果的な耐パンクベルトで保護されていませんので、小石を踏んだだけでもよくパンクします。
低価格帯タイヤの中では高価格帯タイヤ並みに軽い「パナレーサー クローザー」がありましたが、耐久性や耐パンク性能が他のタイヤよりも大きく劣り、頻繁にパンクしていました。
他にも「ビットリア Rubino Pro」を履いていましたが、2本購入したタイヤが2本ともサイドカットでケーシングが切れてしまい1年も持たず使えなくなりました。
十分な耐パンク性能がある
ガラス片は高価格帯のロングライド向けタイヤを履く事により強力な耐パンクベルトでパンクしにくくできますが、クギや画鋲などの突起物はどんなタイヤを履いていてもパンクします。
標準的な重量の低価格帯タイヤはガラス片によるパンクには弱いですが、適正空気圧を維持していましたら小石程度を踏んでもパンクしづらいです。
価格も手ごろですので、通勤通学や実走練習やロングライドでガンガン距離を走る人におすすめです。
サイドカットにも強い
高価格帯のレース向けタイヤは耐パンク性能とタイヤ重量軽量化を両立させる為に、タイヤの側面を薄くしています。
また、タイヤの側面を薄くする事によりタイヤのクッション性が良くなりますので、走行中の振動をより吸収でき、振動抵抗を減らせられる事により速く走れます。
この事からレース志向のタイヤはタイヤ側面を薄くするメリットがありますが、走行距離が長くなりますとタイヤ側面に小石が接触するリスクが増えますので、サイドカットしやすくなります。
ですが、練習用タイヤは薄くなりがちなタイヤ側面までケーシングで保護していますので、しなやかさと走行抵抗は犠牲になりますがサイドカットにも強いです。
色付きタイヤは少し重い
カラーリングが施されているタイヤもありますが、見た目以外のメリットはなくタイヤ重量が増えるデメリットがあります。
ですので、色にこだわりがなければカラーリングしていない黒色のタイヤがおすすめです。
ただし、夜間走行する人には反射テープが張られているタイヤを履く事により、側面からの視認性を向上させられます。
25mm幅タイヤで速度と乗り心地が向上
ひと昔前よりレースでは25mm幅のタイヤが主流になりました。
以前はレースでは23mm幅のタイヤが主流でしたが、接地面積が増える事による転がり抵抗増加のデメリットよりも走行振動吸収による振動抵抗減少のメリットの方が上回る事が判明されました。
ですので、タイヤの抵抗が一番小さくなる25mm幅のタイヤが現在ではレースの主流になっています。
走行抵抗が減るメリットの他にも、タイヤの空気圧が23mmより低くなる事により突起物を踏んでもタイヤが変形して異物が当たる力を減らせられますのでパンクしづらくなり、走行中の振動が減退できますので乗り心地も向上します。
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適正空気圧にするとパンクしづらい
空気を入れ過ぎますとタイヤが変形しづらくなる事により、小石を踏んだ場合に小石がタイヤに当たる力が減退しにくくチューブまで貫通しやすくなりますので、パンクしやすくなります。
また、空気圧を高くしても段差や道路の陥没を速い速度で乗り上げた場合、段差の衝撃でタイヤがリムまで押しつぶされてしまい、チューブがタイヤとリムに挟まってリム打ちパンクします。
もちろん、空気圧が低い場合はよりリム打ちパンクしやすくなります。
空気圧が高い場合、接触面積が減りますので転がり抵抗が減りますが、走行中の振動を吸収しにくく自転車がより跳ねますので、振動による抵抗が増えます。
逆に空気圧が低い場合、振動をよく吸収しますので振動による抵抗は減りますが、タイヤの接触面積が増えますので転がり抵抗が増えます。
その転がり抵抗と振動抵抗のバランスを取ったものが適正空気圧です。
適正空気圧にしますと、小石を踏んでもタイヤが適度に変形してタイヤに小石が当たる力を吸収しますので、パンクしづらくなります。
レースやブルベなどのガチ使用には不向き
低価格帯タイヤは重量も重いですが、一番のデメリットは転がり抵抗が高価格帯タイヤより劣る点です。
耐パンク性能を諦めてパナレーサーのクローザープラスをレースに投入する場合、タイヤ重量は軽くできますが転がり抵抗は高価格帯タイヤと比べますと劣りますので、高価格帯タイヤと同じ走行感は得られません。
高価格帯タイヤではコンチネンタルのグランプリ5000が耐パンク性能と転がり抵抗と耐摩耗性に優れていますので、レースやイベントにおすすめです。
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普段用にはウルトラススポーツ3がおすすめ
僕は普段使い用として低価格帯タイヤを各社色々履いて走りましたが、コンチネンタルのウルトラススポーツが価格と重量と耐パンク性能のバランスが取れていました。
重量も25mm幅で265gとそれほど重くありませんし、小石を踏んだ程度では簡単にはパンクしません。
また、タイヤ側面までケーシングで保護されていますので、サイドカットにも強いです。
転がり抵抗は高価格帯のタイヤと比べますと劣りますが、実走練習や日帰りのロングライド程度では気になる事もありません。
ですので、普段使い用タイヤはコンチネンタルのウルトラススポーツ3をおすすめします。
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ただし、安すぎるタイヤには手を出さない方が無難です。
まとめ
低価格帯のタイヤでも適正空気圧を維持していれば十分な耐パンク性能があり、タイヤ側面までケーシングで保護しているのでサイドカットしづらい。
高価格帯のタイヤと比較すると転がり抵抗が劣るので、レースやブルベなどのガチ使用には不向きである。
色んなタイヤを履いて走った所、コンチネンタルのウルトラススポーツ3が価格と重量と耐パンク性能のバランスが取れていた。
普段使いには低価格帯のタイヤを履いてロードバイクの維持費を減らしましょう。
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