振動が大きいとお尻も痛くなりますし痺れますよね。
おすすめのサスペンション付きシートポストが分かる。
走行中の振動を軽減させたい人
サスペンション付きシートポストについてまとめました。
この記事を読んで、不快な振動を軽減させましょう。
それでは、どうぞ。
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目次
本記事の要約
サスペンション付きシートポストはサドルから伝わる振動を軽減できますので、ロングライドが少し楽になりますし、お尻も痛くなりにくいです。
バネが走行中の振動を吸収しますので、細いタイヤを履いていても太いタイヤを履いて走っている様な乗り心地を味わえます。
デメリットは、サスペンション機構の分だけ重量増になりますし、バネが振動と一緒に推進力も減退させますのでパワーロスします。
Cirrus Cycles KINEKT 2.1 アルミニウム サスペンション付きシートポストの特徴は、サドルがペダルとの距離を一定に保ちながら斜め後方に沈み込みますので、安定してペダルを漕ぐ事ができます。
サスペンション付きシートポストのメリット
バネが振動を吸収しますので、舗装したての道路を走っている様な極上の乗り心地が味わえます。
ロングライドが少し楽に走れる
短時間のライドでは路面から伝わる振動を気にしませんが、ロングライドでは振動による影響が意外に大きく、徐々に疲労が蓄積されていきます。
長時間のペダリングや呼吸器系の負荷だけでも疲労しますのに、路面から伝わる振動でもさらに疲労します。
そこでサスペンション付きシートポストを使用しますと、路面から伝わる振動による疲労だけでも軽減できますので、ロングライドでは体力を削られにくく少し楽に走れます。
お尻が痛くなりにくい
ロングライドではペースを落として走りませんと最後まで走り切れません。
ですが、走るペースを落としますとペダルを踏み込む力が小さくなりますので、体重がお尻に集中しやすくなります。
そしてサドルにどっかり座っている時に路面からの振動や衝撃がお尻に強く伝わりますと、お尻がより痛くなります。
そこで、サスペンション付きシートポストを使用しますと、サドルに伝わる振動や衝撃がシートポストのサスペンション部分で大きく減退されますので、長時間自転車に乗っていてもお尻が痛くなりにくいです。
パンクしづらい
パンクは異物を踏んだ時に突起物がタイヤに突き刺さり、チューブまで突起物が到達して穴が空く事で発生します。
一部例外の車種やものすごく転がりがいい高級ハブを除いて、基本的にロードバイクにはサスペンション機構がありませんので、異物を踏んだ時に衝撃を逃がせられにくい為、チューブまで突起物が食い込んでパンクします。
ですが、サスペンション付きシートポストを使用しますと、走行中に異物を踏んだとしても衝撃をサスペンションで受け流しますので突起物がチューブに食い込みづらい為、パンクに対して強くなります。
細いタイヤと太いタイヤのいいとこ取り
細いタイヤはエアーボリューム量が少ないですので、空気圧を高くしないと段差を通過した時にリム打ちパンクします。
空気圧を高くしますとタイヤが変形しづらくなりますので、走行中に発生する振動をあまり吸収できず、ライダーに強い振動が伝わります。
そこで太いタイヤにしますと、タイヤに柔軟性がありますのでタイヤがサスペンションの様な役割をして、走行中の振動をタイヤが大きく吸収する事でライダーに伝わる振動が小さくなります。
ディスクブレーキ車の中にはクロスバイク並みに太いタイヤが履ける車種もありますが、大半のロードバイクに履けるタイヤは28mmまでです。
ですが、太いタイヤは接地面積が大きいですので、路面抵抗が増える事で走りが重たくなります。
また、ホイール外周部の重量が増えますので加速が鈍くなります。
そこで、サスペンション付きシートポストを使用しますと細いタイヤを履いていても振動をタイヤだけではなくサスペンションでも吸収しますので、太いタイヤを履いている様な乗り心地を味わえます。
そして、細いタイヤは走りも軽快ですので、サスペンション付きシートポストを使用しますと細いタイヤのメリットと太いタイヤのメリットのいいとこ取りができます。
また、振動によるパワーロスも軽減しますので、若干空気圧を高めにセッティングしてさらに転がり抵抗を軽減する事もできます。
空気圧を高くしますと接地面積が減ってグリップ力が低下しますので、コーナーリング時に滑って落車する危険性が高くなります。
安全の為に空気圧は上げ過ぎない様にしましょう。
ものすごく転がりがいい高級ハブと同等?
ものすごく転がりがいい高級ハブの内部には振動や衝撃を吸収するバネが内蔵されており、バネで振動を吸収する事でベアリング球が変形しづらくなりますので、他社製ハブを超える回転性能があるそうです。
一般のハブでもサスペンション付きシートポストを使用する事で、高級ハブの回転性能の良さを10分の1の費用で実現できます。
実際には自転車全体の重量がサスペンション付きシートポストに加わりますので性能的には高級ハブより劣りますが総重量の大半がライダーの体重ですので、高級ハブの様に一般のハブでもベアリング球が変形しづらくなります。
ですので、ものすごく転がりがいい高級ハブによる1ワット未満のパワーロス削減効果と同等の効果が期待できます。
サスペンション付きシートポストのデメリット
バネが振動と一緒に推進力も吸収しますので、パワーロスします。
通常のシートポストより重い
完成車に組み込まれているアルミのシートポストは300g台です。
サスペンション付きシートポストは、サスペンション機構がありますので通常のシートポストより重いです。
パワーロスする
フルサスMTBはペダルを踏み込む時にバネガペダルに伝えた推進力を減退させますので、ダウンヒルには有利ですが、上り下りのあるトレイルライドには不向きです。
ですので、サスペンション付きシートポストを使用しますとフルサスMTBと同じ様にバネがペダルを踏み込む力を吸収しますので、路面に伝えられる推進力が低下します。
セッティングによっては取り付けできない
外部にサスペンション機構があるシートポストは、最低でも100mmはシートポストを出さないと取り付けられません。
ですので、極端にシートポストを下げている人や、ホリゾンタルフレームのロードバイクには取り付けられない可能性がありますので、事前に現在のシートポスト突き出し長さを確認しておきましょう。
サドルバッグとの併用ができない
外部にサスペンション機構があるシートポストは、サドルバッグの使用が困難です。
サドルレールのみで取り付けられる小型のサドルバッグでしたら取り付けられますが、シートポストにもバンドで固定する必要があるサドルバッグは、サスペンション機構と干渉しますので取り付けられません。
また、サスペンション機構より下側にバンド固定できたとしても、走行中サドルバッグがサドルと一緒に上下に動きますので、シートポストをバンドで固定できません。
ですので、サドルバッグを使われている人はサドルレールだけで固定できるタイプの小型のサドルバッグに買い替えて、収まりきらない工具類はツールボトルを使用しましょう。
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なお、キャリアバッグを使用している人はサドルが沈み込んだ時にバッグを挟んでしまいますので、サスペンション付きシートポストとキャリアバッグの併用ができません。
この様にサドルの真下にバッグがありますと、
サスペンションが沈み込んだ時にバッグに当たります。
ですので、バッグを使用したい場合はフロントバッグを使用しましょう。
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KINEKT 2.1シートポストの特徴
他社製のサスペンション付きシートポストと比べますと、サドルとペダルとの距離を一定に保ちながら斜め後方に沈み込みますので、安定してペダルを漕ぐ事ができます。
強さが違うバネを組み替えられる
Cirrus Cycles KINEKT 2.1 アルミニウム サスペンション付きシートポストには固さが違う3種類のバネが同梱されていて、ライダーの体重や走り方に応じて強さが違うバネを使い分けられます。
体重が軽い人は柔らかいバネを使用し、体重が重い人は固いバネを使用する事で、人を選ばす適切なサドル沈み込み深さにできます。
また、底打ちしない範囲内で柔らかいバネを使用しますと路面から伝わる振動や衝撃をより大きく減退できますので、長時間自転車に乗ってもお尻が痛くなりにくいです。
バネの強さを簡単に調整できる
バネは縮める長さに比例してバネが固くなります。
バネがシートポストに内蔵されているシートポストは、バネを締め付けるネジがシートポスト内部にありますので、バネの固さを調整する時にシートポストを外す必要があります。
ですが、Cirrus Cycles KINEKT 2.1 アルミニウム サスペンション付きシートポストはバネを締め付けるネジがシートポスト後方にありますので、シートポストを外さなくてもバネの強さを簡単に調整できます。
サドルが沈み込んでもペダルの距離は一定
他社製のサスペンション付きシートポストは垂直に動いたり、水平に近い動き方をしたりします。
シートポストに対してサドルが垂直に動いたり、水平に近い動き方をしたりしますとサドルからペダルまでの距離が変わりますので、ペダルが漕ぎにくくなります。
ですが、Cirrus Cycles KINEKT 2.1 アルミニウム サスペンション付きシートポストはサドルとペダルとの距離を一定に保ちながら斜め後方に沈み込みますので、安定してペダルを漕ぐ事ができます。
KINEKT 2.1シートポストの選び方
購入する前に現在使っているシートポストの長さとクランプ径を確認しておきましょう。
必要なシートポスト長さの製品を選ぶ
ロードバイクなどに適合したシートポストの長さが標準タイプの製品(350mm)と、小径車に適合したシートポストが長い製品(420mm)の2種類があります。
ですので、使用する自転車に合わせてシートポストを選ぶ事で、ほぼすべての自転車にCirrus Cycles KINEKT 2.1 アルミニウム サスペンション付きシートポストが取り付けできます。
シートポストの長さ選びに不安な人は、購入前に現在乗っている自転車からシートポストを抜いて長さを測りましょう。
KINEKT社からサスペンション付きのステムも製品化されています。
サスペンション付きシートポストと併用しますと、よりロングライドが快適になります。
太さが合わない場合はポストカラーで調整
Cirrus Cycles KINEKT 2.1 アルミニウム サスペンション付きシートポストの直径は27.2mmですが、自転車は27.2mmのクランプ径の他に30.9mmと31.6mmのクランプ径の規格もあります。
その様な27.2mm規格よりも太いクランプ径に取り付ける場合は、別売りのポストカラーを差し込む事で対応できます。
まとめ
サスペンション付きシートポストのメリットはサドルから伝わる振動を軽減できるので、ロングライドが少し楽になり、お尻も痛くなりにくい。
異物を踏んだ時にバネが衝撃を吸収するので、突起物がタイヤに刺さりにくい為、パンクしづらくなる。
バネが走行中の振動を吸収するので、細いタイヤを履いていても太いタイヤを履いて走っている様な乗り心地を味わえる。
走行中の振動や衝撃がハブのベアリング球に加わりにくくなるので、ものすごく転がりがいい高級ハブと同等の効果が期待できる。
サスペンション付きシートポストのデメリットは、サスペンション機構の分だけ重量増になり、バネが振動と一緒に推進力も吸収するのでパワーロスする。
セッティングによってはサスペンション付きシートポストが取り付けられない場合もある。
サスペンションでサドルが上下に移動するので、サドルレールのみで固定する小型のサドルバッグしか取り付けられない。
Cirrus Cycles KINEKT 2.1 アルミニウム サスペンション付きシートポストの特徴は、固さが違うバネが3種類同梱されているので、バネの組み合わせで体重が軽い人から重い人まで幅広く対応している。
バネの固さを調整するネジがシートポスト後方にあるので、シートポストを外さなくてもバネの強さを簡単に調整できる。
サドルがペダルとの距離を一定に保ちながら斜め後方に沈み込むので、安定してペダルを漕ぐ事ができる。
Cirrus Cycles KINEKT 2.1 アルミニウム サスペンション付きシートポストは一般的なホイール径の自転車に適合した製品と、ホイール径が小さい小径車に適合した製品の2種類があり、太さが合わない場合は別売りのポストカラーを使用する。
使いやすいサスペンション付きシートポストでロングライドを楽しみましょう。
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