ハンドルにサイクルコンピュータとライトを取り付けていますので、ベルまで付けるとハンドルが狭くなって握りにくくなりますが、ハンドルのスペースを圧迫しないスリムなベルはありますか?
ハンドルにベルまで付けますと、上りの時にハンドルが握りづらいですよね。
スリムなベルについて分かる。
普段鳴らす事がないベルですが、一部のサイクルイベントではベルを装着しないと出走できませんし、道路交通法上ベルの装着が義務になっていますので、万が一の事故の時に相手方にベルがない事を追求されて不利になるかもしれません。
そこで本記事では、ハンドルに取り付けてもハンドルを握りやすいスリムなベルについて取り上げます。
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目次
本記事の要約
従来品のベルより割高ですが、KNOG Oiベルはスリムでハンドルを握るスペースが狭くなりにくいですので、ベルの装着が義務付けられているサイクルイベントにおすすめです。
ベルの必要性と問題点
ベルは道路交通法上必要ですので、一部のサイクルイベントではベルを装着しないと出走できません。
ですが、ベルを付けますとハンドルのスペースが圧迫されますので、上りの時にハンドルが握りづらくなります。
ベルが必要な時がある
ロングライド系イベント グランフォンド富山では大会規則でライトの他にベルも付ける必要があります。
会場に入る時にライトチェックをされますが、その時にベルのチェックも一緒にされます。
また、道路交通法上本来自転車にはベルを付けなければなりませんが、ベルは歩行者に対してむやみに鳴らせませんし、車相手ですとベルの音が小さすぎてドライバーに伝わりづらいです。
そして、とっさの時にはベルを鳴らす余裕がありませんので、結局ベルを鳴らす事がありません。
僕は基礎トレーニングとして低負荷でサイクリングロードを走っていますが、歩行者やママチャリの後ろを通り過ぎる時にはベルではなく声掛けをしています。
ベルは鳴らすと相手に対して角が立ちやすいですが、声掛けで自分の存在をアピールしますと道を譲ってくれます。
ベルを付けるとハンドル周りが圧迫される
ほとんどの人はハンドルにサイクルコンピュータとライトを取り付けていると思いますが、さらにベルまでハンドルに付けようとしますとハンドルの片方に2つの物を装着する事になりますので、ハンドルを握るスペースが圧迫されます。
小型のベルもありますが、それでも円柱状のベルは取り付けバンドより幅方向に出っ張りますので、ハンドルが握りにくくなります。
平坦路の場合はブラケットポジションか下ハンドルポジションで走りますが、上りの時はハンドルバーポジションで上る事が多く、ハンドルが握りづらくなりますと上りでは不利になります。
KNOG Oiベルがおすすめ
高いですが、省スペース性と取り付けの面でKNOG Oiベルをおすすめします。
メリット1 省スペース設計
KNOG Oiベルは従来品のベルとは違いリング形状ですので、取り付け部分とベルの幅が同じです。
その為、ライトやサイクルコンピュータの横に付けたとしてもハンドルを握る部分が狭くなりにくく、ベルを付けたとしてもハンドルバーが握りやすいです。
サイクルイベントには上りもありますが、上りの時にハンドルが握りやすいと走りやすくなります。
メリット2 ケーブルがあっても取り付けやすい
ベルはハンドルに取り付けますが、ハンドルにはブレーキケーブルやシフトケーブルが這わせてありますので、従来品のベルではケーブルを避けて取り付ける必要があります。
KNOG Oiベルは取り付け部分内周部にケーブル類を通せられる空間がありますので、ケーブル類がベル取り付けの邪魔にはなる事はありません。
デメリット 従来品のベルより割高
従来品のベルは500円程度で買えますが、KNOG Oiベルは3,000円近くします。
アイデア商品ですので割高になってしまいます。
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粗悪類似品に注意
出典:自転車ベル 超軽量 ランニングベル
正規品に似た様なベルが3分の1の価格で販売されています。
現在販売停止になっています。
形状はKNOG Oiベルにそっくりですが、品質が悪くハンドルに付けると音が変わってしまいます。
価格的には安い劣化コピー商品で良さそうですが、使ってみますと音が悪く使い物にならず結局正規品を買い直す事になりますので、最初から正規品のKNOG Oiベルを買いましょう。
まとめ
一部サイクルイベントには、ベルの装着が義務付けられている。
従来品のベルでは幅が広く、ハンドルを握るスペースが狭くなる。
KNOG Oiベルはスリムなので、ハンドルを握るスペースが狭くなりにくい。
また、取り付け部分に空間を設けてあるので、ケーブル類を空間内に収めてスマートに取り付けられる。
ただし、従来品のベルより割高である。
正規品に似た様なベルが販売されているが、粗悪品で品質が大きく劣る。
使い勝手の良いベルを取り付けて、サイクルイベントを楽しみましょう。
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