知らない道を走る時に役に立つGPSナビがバッテリー切れになると困りますよね。
他にもトップチューブバッグの便利な活用法が分かる。
ロングライドの必需品であるGPSナビは、電池残量を気にする必要があります。
その為、1日中走るロングライドでは途中で充電する必要がある場合もあります。
そこで本記事では、モバイルバッテリーの携行に便利なトップチューブバッグについて取り上げます。
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目次
本記事の要約
端末に給電する目的で携行しているモバイルバッテリーの収納にはトップチューブバッグが適しています。
トップチューブバッグの幅がフレームの幅より広いですので膝がバッグに当たりやすく、ペダルが漕ぎにくくなったり、バッグを固定しているベルクロが膝に当たって外れやすくなったりします。
モバイルバッテリー以外にも、財布や補給食やデジカメの収納にも適しています。
トップチューブバッグがおすすめな理由
給電しながら使うモバイルバッテリーの収納に最適
充電式のGPS付サイクルコンピュータやスマホを使用しながら給電できるモバイルバッテリーは便利ですが、自転車のどこに取り付けるかが問題です。
小型のモバイルバッテリーはバンドでステムかハンドルバーの下に取り付けられますが、容量が小さいですので1回の給電でモバイルバッテリーを使い切ってしまいます。
充電式のGPS付サイクルコンピュータは満充電しますと10時間以上バッテリーが持ちますが、スマホをナビとして使っていますとバッテリー消費が非常に激しくなり2時間毎に給電しなければなりません。
ですので、スマホをナビとして使われている人は、複数回給電できる中型以上のモバイルバッテリーを使用したい所です。
ですが、モバイルバッテリーの容量が大きくなる程モバイルバッテリー本体も大きくなりますので、自転車に取り付けづらくなります。
そこで、トップチューブバッグをフレームに付けますと、モバイルバッテリーがお手軽に携行できます。
雨が降ってもモバイルバッテリーが濡れにくい
出発前に天気予報を確認していても天候が変わって雨が降ってくる事もありますし、降り出した雨が土砂降りになる事もあります。
防水仕様のモバイルバッテリーでしたら壊れませんが、非防水のモバイルバッテリーが濡れますと内部に浸水して壊れてしまいます。
濡れない様にモバイルバッテリーをビニール袋に入れて使用すれば良さそうですが、雨がビニール袋の中に入り込まない様にしなければなりません。
そこでトップチューブバッグにモバイルバッテリーを入れますとバッグ内部に雨水が入りづらい構造になっていますので、容易にモバイルバッテリーが濡れません。
なお、防水仕様のモバイルバッテリーを使っていたり、バッグにモバイルバッテリーを入れていたりしていても、USB端子が濡れますと給電している端末やモバイルバッテリーがショートして壊れますので、雨が降ってきましたら給電しない様にしましょう。
トップチューブバッグの注意点
ペダリング中にベルクロが外れる
ダンシングでは踏み込む側の脚は傾けた自転車のトップチューブから離れますのでバッグに当たる事がありませんが、引き上げ側の脚はトップチューブに近づきます。
その時に引き上げ側の膝がトップチューブに取り付けるベルクロに当たりますので、ダンシングで自転車を左右に振っている時にベルクロが徐々に外れる事があります。
また、シッティングでもトップチューブバッグに膝が当たらない様に注意しながらペダルを漕ぎませんと、ペダリング中に膝がベルクロに当たって徐々に外れる事があります。
膝がバッグに当たりやすい
トップチューブバッグを付けますと膝がバッグに当たりやすくなる為、ペダリングしづらいです。
ですので、通勤通学や練習ライドなど、トップチューブバッグを使わない時にはバッグを外しておきましょう。
スマホが収納できるバッグは使い勝手が悪い
トップチューブバッグの中にはスマホを入れて画面が見られる製品もあります。
一見ナビに使えて便利そうですが、バッグがスマホの幅と同等以上ありますので、ペダリング中に膝がバッグにより当たりやすくなります。
また、トップチューブまで視線を移動させないとスマホの画面が見えませんので、走行中に画面が見づらくスマホに写っている情報を把握しづらいです。
ですので、トップチューブバッグはペダリングに影響しづらい薄型の物を選び、バッグとして使う事をおすすめします。
スマホをナビとして使う場合は、視線移動が少なくて見やすいハンドルに取り付けましょう。
他にも使い方は色々
財布を入れておく
トップチューブバッグに小さな財布を入れておきますと自販機でドリンクを買う時や、コンビニに立ち寄って休憩する時にもすぐに財布が取り出せます。
また、目の付くところに貴重品を入れておく事で走行中にバッグのジッパー締め忘れや財布の入れ忘れが気になった時にもすぐに確認できますので、心配性の人も安心してライドに集中できます。
補給食を入れておく
トップチューブバッグに補給食を入れておきますと便利です。
サイクルジャージの背面ポケットに入れておけばわざわざトップチューブバッグを使わなくても良さそうですが、背面ポケットに入れる事で体温がゼリー飲料に伝わってぬるくなります。
また、ゼリー飲料系補給食は200gと重さがありますので、わずかな重量でも長時間補給食を背面ポケットに入れる事で疲労が蓄積され、ライド終盤には大きな疲労の差になります。
疲労軽減ができますと終盤の走りにもタレが抑えられますので、ロングライドにトップチューブバッグがおすすめです。
デジカメを入れておく
トップチューブバッグにデジカメを入れておきますと、撮影したい時にすぐにデジカメが取り出せます。
停車中に気に入った風景や一緒にライドしている仲間をサクッと撮影できますが、走行中に写真を撮ると危険ですのでやめましょう。
スマホが入れば良いのですが、6インチサイズのスマホは大きなトップチューブバッグでないと入りませんので、5インチ程度の小型スマホを使っている人はトップチューブバッグに入れておきますと便利です。
スマホはサイクルジャージの背面ポケットに入れられますが、落車した時にスマホの画面が割れたり壊れたりしますので、バッグに入れておきましょう。
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サイズは短い物から長い物まで3種類ありますが、必要以上に長いバッグを選びますとペダルが漕ぎにくくなりますので注意しましょう。
まとめ
ナビとして使っている端末に給電する目的でモバイルバッテリーを携行する場合、トップチューブバッグを使うとお手軽にモバイルバッテリーを携行できる。
モバイルバッテリーをトップチューブバッグの中に入れる事で雨が降ってきても、雨からモバイルバッテリーを保護できる。
トップチューブバッグをフレームに取り付けるベルクロが膝に当たりやすいので、ベルクロに注意してペダルを漕がないとベルクロが外れる事がある。
また、バッグの幅がフレームのトップチューブより広く、膝がバッグに当たりやすいのでペダルが漕ぎにくい。
スマホの画面が見られるタイプのトップチューブバッグが製品化されているが、バッグの幅がスマホの幅以上に広いので非常にペダルが漕ぎにくく、視線移動も大きいので画面が見づらい。
トップチューブバッグに財布を入れておくと、コンビニや自販機を利用する時に財布が取り出しやすい。
トップチューブバッグにゼリー飲料系補給食を入れておくと、サイクルジャージの背面ポケットに入れるよりも体に加わる負担が軽減できるのでロングライドで疲れづらくなる。
トップチューブバッグにデジカメを入れておくと、停車時気に入った風景や一緒にライドしている仲間をサクッと撮影できる。
トップチューブバッグを活用してロングライドを楽しみましょう。
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