真冬でもつま先が冷えない方法はありますか?
寒い冬場に走りますと足元のつま先が冷えますよね。
シューズカバーの特徴が分かる。
気温の低い冬場にライドしますと、つま先が冷えて痛くなります。
無理して走りますとつま先が霜焼けになり、後でかゆくなってきます。
そこで本記事では、つま先の防寒対策について取り上げます。
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目次
本記事の要約
気温に合ったシューズカバーを装着する事で、冬場のライドでも足元が快適です。
寒さを我慢してライドしていますと霜焼けになったり体調が悪くなったりしますので、寒くてライドできないと思った時や、ライド中に雨や雪が降ってきた場合はライドを取り止めましょう。
お手軽なつま先の防寒対策
すぐにできるお手軽な寒さ対策を紹介します。
まずは下記の内容を試してみましょう。
シューズの空気穴をテープで塞ぐ
ビンディングシューズには蒸れない様にベンチレーション(通気口)が設けられています。
ベンチレーションによりシューズ内部が蒸れにくくなりますので春から秋までは快適ですが、冬場になりますと冷たい風がシューズ内部に入ってきますので、つま先を含む足元全体が冷えます。
テープでベンチレーションを塞いでおきますと冷たい風が直接シューズ内部に入りませんので、足元が冷えにくくなります。
真冬でも片道30分程度の通勤ではテープでベンチレーションを塞いでおきますと、つま先が寒さで痛くなりにくいです。
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厚手の靴下を履く
ビンディングシューズのベンチレーション(通気口)をテープで塞ぐ寒さ対策と併せて行うとより効果がある寒さ対策が厚手の靴下を履く事です。
厚手の靴下を履く事でペダルを踏み込んだ時のダイレクト感は減退してしまいますが、足元が保温される事でつま先が冷えにくくなります。
寒い日はライドを控える
テープでビンディングシューズのベンチレーション(通気口)を塞いだり、厚手の靴下を履いたりする事で短時間でしたら真冬でも実走できますが、30分を超える実走はやはりつま先が冷えてしまいます。
寒さでつま先が冷える場合、無理して走り続けますと霜焼けになりますので、十分な防寒対策を取れない時にはライドを控えてローラー台で室内練習しましょう。
本格的なつま先の防寒対策
シューズカバーには、少し寒い時に使える物から真冬の気温に対応した物まで色々あります。
買い揃えておきますと、気温に合わせてシューズカバーを使い分けられます。
【10℃】秋の終わり頃につま先シューズカバー
11月下旬や3月中旬のまだ本格的に寒くなくても足元が少し寒い時、つま先に装着するトゥカバーを使用すると良いです。
また、シューズカバーと併用できますので、特に寒い日のライドにトゥカバーを併用しますと足がより暖かくなります。
本格的なシューズカバーと比較して価格が安め。
気温が低い秋の朝のライドに最適。
つま先に被せるだけですので、着脱が簡単。
小さいですので、携行しやすい。
トゥカバー単品では真冬には不向き。
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【5℃】冬の初め頃にはシューズカバー
12月初旬や3月初旬には靴下タイプのシューズカバーを使用すると良いです。
靴下は素足に直接履きますが、靴下タイプのシューズカバーは素足→靴下→シューズ→シューズカバーとビンディングシューズに履かせる靴下です。
本格的な寒さには不向きですが、走っていて足元が冷える場合に靴下タイプのシューズカバーを使用しますと足元が暖かくなります。
靴下タイプのシューズカバーは一般的な靴下と比べて耐久性がありますが、ニット製ですので自転車から降りて歩きますとつま先が破れてしまいます。
本格的なシューズカバーと比較して価格が安め。
寒さが気になりだす時期の足元の防寒に適している。
靴下タイプですので生地が伸びて履きやすい。
真冬には不向き。
素材がニットの為、破れやすい。
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【0℃】真冬なら厚手のシューズカバー
本格的に寒くなる12月中旬から2月末には、厚手のシューズカバーを使用すると良いです。
生地が分厚いですので、真冬の冷たい外気から足元をしっかり保温してくれます。
ただし、ビンディングシューズ内部が蒸れやすく、シューズのサイズに合ったシューズカバーにしませんとサイズが合わない為、装着できません。
また、靴下タイプのシューズカバーとは違い、厚手のシューズカバーは生地が伸びませんので着脱に手間取ります。
0℃以下の気温でライドしても足元が暖かい。
歩行時路面に接触する部分が補強されているので破れにくい。
他のシューズカバーと比較して価格は高め。
シューズ内部が蒸れやすい。
シューズの大きさに合ったシューズカバーにする必要がある。
シューズカバーが伸びないので着脱に手間取る。
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冬場のライドで注意する点
暖かい時期とは違い、冬場は気温低下によって路面コンディションが変わってきますので、暖かい時期と同じ様に走っていますと思わぬトラブルに遭遇してしまいます。
路面が凍結している
厚手のシューズカバーを装着する事で長時間氷点下の気温の中を走っていてもつま先が冷えずに走り続けられますが、道路の水たまりは凍結しています。
うっかり凍結路で曲がろうとしますと滑って落車しますので、凍結している部分を早めに見つけて極力通らない様にしましょう。
直前で気づいたり避けて通れなかったりした場合は、凍結路でハンドルやブレーキ操作をせず慎重に直進しますと落車を防げます。
手がかじかんでチューブの交換が大変
気温が低いと手がかじかんで思う様に指が動きませんので、もしも走っている時にパンクしますとチューブの脱着作業が非常にしづらいです。
パンクしても簡単にチューブが交換できる様に、使いやすい工具を予備のチューブと一緒に携行しておきましょう。
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雨や雪が降り出したら引き返す
しっかり防寒対策をしている場合は寒くても乾燥しているのでしたら寒くはないですが、冷たい雨や雪でウェア類が濡れますと水が内部に浸透していきます。
空気は熱を伝えづらいですので保温性が高いですが、水は熱を伝えやすいですので体温が外に逃げていき、寒さで体が震えてきます。
真冬用のシューズカバーで対策していても濡れますと保温性が悪くなりますので、ライド中に雨や雪が降り出してきましたらすぐ自宅に引き返しましょう。
まとめ
ビンディングシューズのベンチレーション(通気口)をテープで塞いでおくと冷たい空気が直接シューズ内部に入らなくなる。
厚手の靴下を履くと足元が暖かい。
寒さを我慢してライドすると霜焼けの原因になるので、特に寒い日はライドを控える。
気温10℃の11月下旬や3月中旬には、つま先だけを保温するトゥカバーの使用がおすすめ。
気温5℃の12月初旬や3月初旬には、靴下の様に装着するシューズカバーの使用がおすすめ。
気温0℃の12月中旬から2月末には、厚手のシューズカバーの使用がおすすめ。
放射冷却現象で冷え込んだ朝は路面が凍結している所があるので、早めに見つけて極力通らない様にし、やむを得ず通る場合はハンドルやブレーキ操作をせず慎重に直進する。
寒いと指がかじかんで細かい作業がしづらいので、簡単にチューブを交換できる工具を携行しておく。
防寒対策をしていても濡れると体が冷えるので、ライド中に雨や雪が降り出して来たら自宅に引き返す。
寒い冬場でもライドする場合は、しっかり防寒対策をしておきましょう。
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