子供はお金がありませんので、欲しい物は親におねだりするしかありませんよね。
結局、欲しい物は自分で働いて買うと良い事が分かる。
ロードバイクを始めたい子供
ロードバイクを買ってもらってはいけない理由についてまとめました。
この記事を読んで、自力でロードバイクを買いましょう。
それでは、どうぞ。
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目次
本記事の要約
自転車に興味のない人にとってはロードバイクもルック車も同じに見えますので、買ってもらえたとしてもルック車になる可能性が高く、そのルック車は子供の身長に合いません。
子供のお小遣いではロードバイクの用品類や消耗品や補給食の費用を捻出するだけでも大変ですので、よりお金がかかるイベントやレースに参加する事は困難な為、結局アルバイトして自力でロードバイクを買うのが一番の近道です。
また、アルバイトできる年齢になると一般的なロードバイクに乗れますので、始める時期的にも適しています。
ロードバイクを買えるようになるまでに、ラン(ランニング、ジョギング、マラソンなど)で持久力を鍛えておくとバイク(自転車)に移行した時に短期間で速く走れる様になります。
買ってもらってはいけない理由
親がロードバイクで走っているのでしたら理解してくれますが、自転車に興味のない親にいくら説明しても説得できません。
ロードバイクの購入に多額のお金が必要ですし、消耗品の交換にもお金が掛かりますので、子供のお小遣いでは厳しいです。
興味のない人の価値観はママチャリ基準
自転車を移動の足としてしか考えていない人にとっては、自転車の価格に対する価値観はママチャリ基準になっています。
自転車に興味のない親にいきなりロードバイクを買ってほしいとおねだりしても、ママチャリに対して10倍以上高いロードバイクの価格を伝えた時、ロードバイクがあまりに高くてビックリするでしょう。
親が趣味でロードバイクに乗っているのでしたら、子供の体に合うジュニアロードバイクを買ってもらえるでしょう。
ホームトレーナーも買ってもらえると思いますから、平日のローラー台での練習ができますし、休日には親について行って実走練習やロングライドができます。
走った後はメンテナンスもしてもらえますし、タイヤやチェーンが消耗したら交換してくれます。
お金が掛かるイベントやレースも一緒に参加させてもらえます。
ですので、親が趣味で自転車に乗っていると、子供もサイクルスポーツを存分に楽しめます。
興味のない人にはルック車も同じに見える
親にロードバイクが欲しいとおねだりした場合、親はロードバイクをネットで検索すると思います。
そして、初めてロードバイクが高価な自転車である事を知ります。
もっと安いロードバイクがないのか検索していく内に2万円台で販売されているロードバイクを見つけます。
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ロードバイクに興味のない人にとって、2万円台で買える安いロードバイクは大手メーカー製のロードバイクと同じ形をしていますので、10万円以上するロードバイクと同じに見えます。
そして、2万円台で買えるロードバイクに見えるルック車をネットで購入し息子にプレゼントしますが、ロードバイクについてよく知っている子供にはロードバイクとルック車の見分けはすぐにつきますので一目見ただけでガッカリするでしょう。
ルック車は子供の身長に合わない
ルック車のフレームサイズは、一般成人男性を基準に決めています。
成人男性の身長がそれぞれ違いますので、大手ロードバイクメーカーは一つの車体に対して複数のフレームサイズを用意しています。
ルック車は一般成人男性の身長の中央値を基に一番売れそうなフレームサイズを決めていますので、成人でも身長が高すぎたり低すぎたりしますと乗りにくい自転車になります。
成人でも人によっては乗りにくいルック車は、子供には大きすぎて乗れません。
もし乗れたとしても、フレームサイズが身長に対して大きすぎますので自転車を乗りこなせませんし、ペダルに十分な力を加えられませんので速く走る事もできません。
本来でしたら、24インチのホイールが付いたジュニアロードバイクを買ってもらい、成長したら650cのホイールのロードバイクに買い替え、最終的に700cのロードバイクへと買い替えるべきです。
車体以外にも維持費にお金が掛かる
ロードバイクは車体だけ買っても走れません。
バルブはママチャリとは違う規格ですし、また必要な空気圧も異なりますので専用の空気入れが必要です。
走ると喉が渇きますので、サイクルボトルをボトルケージに差し込んで走りながら水分補給できる様にする為にフレームに取り付ける必要があります。
また、走る距離が長くなりますと、コンビニで補給食を買って食べる必要もあります。
実走では、出先でパンクする前提で替えのチューブと携帯ポンプとタイヤレバーを携行する必要があります。
それら走り出す為に最低限な用品類を揃えるだけでも、車体費用以外に22,000円は掛かります。
そして、チェーンの洗浄注油も頻繁にしなければなりませんし、タイヤも走れば消耗します。
消耗品をその都度買っていくと子供のお小遣いでは捻出しづらいですので、お小遣いを消耗品購入の為に積み立てておくべきでしょう。
さらにパーツのアップグレードもするとお金が足りなくなりますので、今自転車に付いているコンポーネントを使い続ける事になります。
お金のかかるイベントには参加できない
ロードバイクで走り込む内に他人と競い合いたくなったり、大人数で走りたくなったりするでしょう。
ロードバイクを買ったショップの練習会に参加するだけでしたら、無料から年間1,500円程度までで参加できます。
ですが、イベントやレースに参加する為にはお金が必要です。
エントリーするだけで8,000円から12,000円は掛かりますし、遠征費も掛かります。
お小遣いはパーツの消耗品積立や補給食の購入費用に消えますので、イベントやレース参加費用まで捻出できなくなります。
自分でロードバイクを買う
親を説得できないのであれば、結局自分で働いてロードバイクを買って自己完結する事が一番です。
それなら親は何も言えないでしょう。
ただし、出発前には走るルートを伝えておいたり、携帯電話を持ったりして連絡がつくようにしましょう。
アルバイトして自分でロードバイクを買う
子供のお小遣いではサイクルスポーツを楽しむ事が困難ですので、アルバイトができる年齢になるまでロードバイクに乗る事をお勧めしません。
アルバイトができる様になりますとハイエンドバイクは高すぎて買えませんが、シマノ105を採用したミドルグレードのロードバイクも購入候補になりますし、用品類や消耗品も潤沢に買えるお金が確保できます。
ロードバイクを買う事ができましたら、当面は大きな出費はありませんので、積極的にアルバイトする必要はありません。
ですので、ロードバイクを買った後は学校が土日休みでしたら、土曜日に自転車に乗って日曜日はアルバイトしたり、土曜日と日曜日の半日ずつアルバイトと自転車に乗ったりして自転車とアルバイトの両立をさせましょう。
ロードバイクが買えるまでランで持久力を鍛えておく
サイクルスポーツはお金が掛かる趣味だという事を説明しましたが、アルバイトできるまで何もできないかと言うと、そうではありません。
サイクルスポーツは持久力を必要とする競技です。
その持久力は陸上部で鍛える事ができます。
その陸上部でもマラソンなどの長距離陸上競技に取り組む事をお勧めします。
アルバイトできる年齢までランで持久力を伸ばしておくと、ロードバイク購入後2~3ヵ月の短期間で劇的に速く走れる様になります。
アルバイトできる年齢になるとロードバイクも色々選べる
高校生になるまでは身長が十分に伸びていませんので、ジュニアロードバイクから始める必要がありますが、アルバイトできる年齢になりますと成人向けのロードバイクに乗っても問題ない身長になっている筈です。
700cのロードバイクに乗れる様になるとロードバイクも色々選べる様になりますし、デュアルコントロールレバーも成長に伴い握りやすくなるでしょう。
ですので、親に頼れない場合、ロードバイクはアルバイトできる年齢まで始めない事をお勧めします。
アルバイトで105のロードバイクを買う
アルバイトできる様になりますと、ロードバイク購入予算も潤沢に用意できます。
土日にフルタイムで働きますと、ひと月あたり5万円以上はアルバイトで稼げます。
短期間集中的にアルバイトしてエントリーグレードのロードバイクにするのもいいですが、もう少し長くアルバイトしてミドルグレードのロードバイクにする事をお勧めします。
ミドルグレードのロードバイクは変速数が多く、乗り手のパワーバンドにギヤ比を合わせられやすくなりますので、変速でペダルが急に重くなったり軽くなったりしづらく漕ぎやすいです。
ロードバイク購入後も維持費が掛かる
ロードバイクは必要最低限必要な用品類と一緒に購入したとしても、消耗品や補給食でそれなりに維持費が掛かります。
また、実走練習の出先で自走不能になった時はタクシーを呼んで最寄りの駅まで移動する必要がありますし、自動車を運転できませんので自転車のロードサービスに加入して自走不能になった自転車を自宅かサイクルショップに運んでもらう必要があります。
ですが、パーツをアップグレードせずに使い続けたり、イベントやレースに参加しなかったりしますとそれなりに自転車に掛ける費用は安く済ませられますので、走る時間を捻出する為にもアルバイトは最低限度に留めておきましょう。
まとめ
自転車に興味のない人にとっては、エントリーモデルでもロードバイクは高級品だと考えている。
自転車に興味のない人にとっては、大手メーカー製のロードバイクもルック車も同じに見えるので、おねだりしても買ってもらえるのはルック車になる可能性が高い。
ルック車を買ってもらったとしても、ルック車は売れ筋のフレームサイズに絞って生産しているので、子供の身長に合わない。
ロードバイクは走る為に、用品類や消耗品や補給食で購入後もお金が掛かる。
子供のお小遣いでは用品類や消耗品や補給食の費用を捻出するだけでも大変なので、よりお金がかかるイベントやレースに参加する事は困難。
ロードバイクはママチャリと比べて高額過ぎるので親におねだりするのは困難なので、結局アルバイトして自力でロードバイクを買うのが一番の近道。
ロードバイクを買えるようになるまでに、ランで持久力を鍛えておくとバイクに移行した時に短期間で速く走れる様になる。
アルバイトできる年齢になると一般的な700cのロードバイクに乗れる身長になっているので、購入時期を考えると適している。
アルバイトしてロードバイクを買うのなら、しっかり予算を確保してミドルグレードのロードバイクを買うと後で後悔しない。
ロードバイク購入後も用品類や消耗品や補給食で後々お金が掛かるので、アルバイトとサイクリングを両立させる必要がある。
ロードバイクは自分で稼いだお金で始めましょう。
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