番外編

【比較】原付バイクとロードバイクのどちらがいいのか

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あなた
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原付バイクを買うかロードバイクを買うか迷っているけど、どっちが自分に向いているのかな。

どちらも安い買い物ではありませんので、後悔のない選択にしたいですよね。

本記事を読むメリット

原付バイクのメリットとデメリットが分かる。
ロードバイクのメリットとデメリットが分かる。
どちらが自分の目的に合っているのかが分かる。

サイシスト
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この記事は以下の様な人におすすめ!
原付バイクロードバイクのどちらがいいのか迷っている人

原付バイクロードバイクメリットデメリットについてまとめました。

この記事を読んで、後悔のない選択をしましょう。

それでは、どうぞ。



本記事の要約

原付バイクのメリットは、実用性があり、ライディングの楽しさが味わえ、振動を吸収しますので乗り心地が良いです。

原付バイクのデメリットは、ガソリン代とメンテナンス費が掛かり、走らなくても維持費が掛かり、30km/h規制で警察に餌食になりやすい。

ロードバイクのメリットは、無駄な通勤時間を運動に変えられ、走り込んでいる内に成長が実感できます。
自転車に乗らない時は維持費が掛からずメンテナンスも自分ででき、理不尽な規制がありませんので走る事に専念できます。

ロードバイクのデメリットは、パンクしやすく積載能力がありませんので実用には不向きです。
ロングライドでは補給食代が掛かり、疲れてくるとペースが落ちてきます。
消耗品を交換していくと意外と維持費が掛かりますし、機材を変えても同じ人が乗る限り劇的に速くなりません

原付バイクが向いている人は、ライディングを楽しみ、日常の足として使う人です。

ロードバイクが向いている人は、運動習慣を身に着け、達成感を得たい人です。

原付バイクvsロードバイク

初期費用

引き分け

オートバイの中で最下層の原付バイクと、自転車の中で最高峰のロードバイク(105グレード)の車体価格はどちらも同じです。

維持費

ロードバイクの方が優れている

自転車はナンバープレートが付ける必要がない為、税金や自賠責保険が不要ですので、走らない時でも維持費は掛かりません

実用面

原付バイクの方が優れている

前と後ろにカゴを付けたママチャリと同じ積載能力で、自転車以上によく走ります

楽しさ

引き分け

原付バイクで人の力を遥かに超えるパワーでライディングを楽しむも良いですし、ロードバイクで走って自分の限界に挑戦するも良いですので、双方に違う楽しみ方があります。

ただし、目的にあった選択をしませんと後悔します

原付のメリット

原付バイクは実用車ですので、日常生活で用いますと便利です。

自転車より速くて多くの荷物が運べますので、買い物の足として適しています

実用性に優れる

原付バイクは積載能力に優れています

特にリアには大型のボックスを付ける事ができますので、買い物に便利です。

また、重い物を載せた場合、二輪ですので車体が不安定になりますが動力源はエンジンですのでスイスイ進みます

日常の足としても使い勝手はよく、自動車から比べますと雨に濡れたり暑かったり寒かったり気象条件が悪かったりしますと不快ですが、鍵の掛け忘れさえなければスーパーで駐輪しても盗まれる心配は少ないです。

人を選ばす長距離ライドが楽しめる

原付バイクは名前の通り原動機が付いていますので、自転車の様にペダルを漕ぐ必要がありません。

自転車ではライダーの力量で走る事ができる距離が変わってきますが、原付バイクでツーリングしますと、慣れが必要ですが人を選ばす長距離を走る事ができます

また、疲れてきても速度が落ちませんので、自宅に帰るまで同じペースで走れます。

ただし、疲れてきますと注意散漫になりますので、事故には注意しましょう。

車体をコントロールする楽しさがある

原付バイクは、自転車にはないアクセル操作でマシンを操る楽しさがあります。

コーナーを抜けかかった所からアクセルを開けると傾いた車体が真っ直ぐになりますので、ハンドリング操作と合わせると自在に車体をコントロールできます

パンクに強い

ロードバイクは頻繁にパンクしますが、原付バイクはほとんどパンクしません

自転車は路側帯の内側を走る必要がありますが、路側帯には砂利やガラス片が落ちている事が多く、パンクしやすい環境下で走るケースが多いです。

原付バイク車道の左側を走りますので、路面はきれいですし、タイヤのエアーボリューム量が大きいですので空気圧がロードバイクよりかなり低いです。

空気圧が低いですので、異物を踏んでもタイヤが変形しやすくタイヤに刺さりにくいです。

さらにタイヤのトレッドが厚く、異物がタイヤを貫通する事は少ないですので、くぎを踏まない限りパンクする事はないでしょう。

乗り心地がいい

オートバイにはサスペンションが付いています。

また、タイヤの空気圧が低くエアーボリューム量が多くシートの面積が大きくて柔らかいです。

ですので、路面から伝わる振動を大きく減退できますので、乗り心地が良いです。

原付バイクでツーリングしますと、タイヤやサドルが硬いロードバイクより快適に長距離を走る事ができます

サイシスト
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原付バイクは日常の足に適しています。

原付のデメリット

原付バイクはナンバープレートを付けた車両ですので、税金が掛かり自賠責保険への加入が義務付けられています。

その為、走らなくても維持費が掛かります

ガソリン代が掛かる

当たり前ですが、ガソリンを燃焼させる事で発生する運動エネルギーを利用してホイールを駆動させますので、走る分だけガソリンが消費されます。

ただし、自動車から比べますと燃費は格段に良く、リッター50km以上は走りますので、自転車の補給食代とほぼ同額になりますので、ガソリン代も補給食代も似たり寄ったりでしょう

税金や自賠責保険が掛かる

自転車には税金や自賠責保険がありませんが、原付バイクには税金自賠責保険への加入が義務付けられています。

税金が年間2,000円、自賠責保険が年間7,000円程度掛かります。(2021年現在)

ただし、自賠責保険複数年契約しますと大きく割引されますので、お得になります。

任意保険の加入が実質的に必要

事故が起きた場合、自賠責保険では相手への補償が不十分です。

自賠責保険は上限3,000万円までしか補償されませんので、相手に高度な後遺障害を負わせますと1億円以上賠償する事になりますが、残りの7,000万円は自分で補填しなければなりません。

また、物損事故に対しては補償されません

ですので、万が一の事故の時、相手方にしっかり補償できる様にする為にも任意保険への加入が必要です

ちなみに、自動車保険に加入している場合はお得なファミリーバイク特約で補償できますが、その場合は自身の怪我や物に対する補償はされません

ユーザーでのメンテナンスが困難

自転車は簡単な工具と知識でメンテナンスできますが、原付バイクのメンテナンスは基本ショップで行う事になります。

オイル交換程度でしたら自分でできますが、電子制御された現代の原付バイクのメンテナンスをユーザーが行う事は難しいです

道路事情に合わない規制で反則金が取られる

現代の道路事情に合わない原付バイクの30km/h規制の法律は1952年から変わっていません。

また、原付バイクならではの二段階右折もあったり、逆に二段階右折禁止もあったりしていますので、ややこしいです。

現代の道路事情に合うように道路交通法を改正して欲しい所ですが、反則金の収入が警察の予算に組み込まれている為か、警察は頑なに拒否し続けています。

運動にはならない

原付バイクはアクセルをひねると走りますので、人の力を必要としません

ですので、どれだけ走っても体の脂肪が燃焼されませんので、直接的な運動にはなりません

ただし、体のバランスを取る必要がある為、体幹が鍛えられますので、それに伴い間接的な運動にはなります

サイシスト
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ナンバープレートが付く事により、法規制が強いです。

ロードバイクのメリット

ロードバイクは自分でペダルを漕がないと進みませんが、ライドを重ねる内に徐々に速く走れる様になりますので、自身の成長が実感でき走る事がますます楽しくなります。

ダイエットに効果的

自転車はペダルを漕がないと進みませんが、ペダルを漕ぐ動作が運動になります

ロングライドは息を切らさずに長時間有酸素運動しますのでダイエットに効果的で、逆に道中で補給食を多めに食べないとカロリー不足になる程です。

自身の成長が実感できる

自動車で長距離を走るよりオートバイで長距離を走る方が達成感を得られますが、自転車で走るとさらに大きな達成感を得られます。

最初は100kmのライドから始めていき、そこから距離を延ばしていくと自身の成長が実感できますので、自転車に乗る事がますます楽しくなります。

維持費が原付バイクより安い

自転車は税金や自賠責保険が不要です。

また、少し勉強して必要な工具を買い揃えますと自分で整備できます。

自分で整備しますと工賃が掛かりませんので、消耗品の実費のみで済みます。

速度を気にしなくてもいい

自転車は二段階右折が義務付けられていますが、理不尽な30km/h規制がなく自転車の制限速度は自動車と同じ扱いになります。

ロードバイクは、ロングライドペースで走っても30km/hの速度がでます。

また、ガチ走りしたり強い追い風だったりしますと、40km/h近くの速度が出ます。

ですので、速度を気にする事無く走れます

ただし、生活道路では30km/hの速度制限がある所がありますし、道が狭く住宅街では人が飛び出してくる事が多いですので、速度は控えめにしましょう。

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サイシスト
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自力で走るロードバイクは、遠くまで走れたり速く走れたりできる様になりますと、ますます自転車に乗る事が楽しくなります。

ロードバイクのデメリット

オートバイとは違い、高いロードバイクに乗り換えても、同じ人が乗る限り劇的には速くなりません

日常の足には不向き

ロードバイク趣味で楽しむ乗り物です。

また、ワイヤーロックで自転車を固定物と絡めて駐輪しても、プロに狙われますと簡単に盗まれますので、日常の足としての使用には向きません

ですが、盗難対策として室内保管できるのが自転車の良い所です。

オートバイの場合は自宅にガレージがありますとガレージ中にオートバイを入れられますが、アパートマンションに住んでいる場合は誰でも自由に出入りできる駐輪場にオートバイを停めるしかありません。

頑丈なU字ロックをしてカバーを被せて防犯対策をしましても、プロに狙われましたら重たいオートバイも盗まれてしまいます

【盗難対策】泥棒からロードバイクを守る方法ロードバイクを含むスポーツサイクルは自転車として売ってもお金になりますが、パーツ単位で売られた場合ても高く売れる上に見つかりづらいです。 盗難を防ぐ為になるべく自転車から離れない様にして、離れる場合は地上の固定物と自転車をワイヤーロックで括り付けるアースロックをしますと効果的です。...

パンクしやすい

ロードバイクのタイヤは、細くてトレッドが薄くエアーボリューム量が少なく高圧です。

ですので、タイヤが硬く異物を踏んでしまうとチューブまで貫通する事が多いです。

また自転車は基本路肩を走りますが、路肩には異物がよく落ちていますので余計にパンクしやすくなります

疲れてくるとペースが落ちる

自転車はペダルを漕がないと進みませんのでサイクリング中はペダルを漕ぎ続ける必要がありますが、人の体力には限界がありますので運動し続ける内に疲れてきてペースダウンしてきます。

ですので、サイクリングでは最初は元気に走れていても、終盤になると疲れてきて速度が落ちます

【ヒント】ロングライドを楽しむ10のコツロングライドを楽しく走り切るコツは、緩いペースを維持して走る事です。 初心者は体が適応していませんので、いきなり長距離を走ろうとしても走り切る事が困難です。 出発前に天気予報をチェックして、雨が降りそうな予報でしたら取り止めましょう。 事前にロードバイクのメンテナンスをしましょう。...

補給食代が掛かる

自転車はガソリンを消費しませんが、代わりにライダーの体力を消費します。

サイクリングしていますと運動でカロリーを消費しますので、お腹が空いてきますので、定期的に補給食を食べる必要があります。

補修食代は原付バイクのガソリン代とほぼ同じ金額が掛かりますので、自転車だから安く走れる訳ではありません

【ロングライド】補給食でサイクリングに必要なエネルギーを補給しようロングライド中はゼリー飲料を少しずつ飲んでエネルギーを補給し、2時間ごとに休憩を挟みましょう。 ロングライド終盤には糖質系補給食を摂り、最後の休憩にはエナジードリンクを飲みますともうひと踏ん張りできます。...

意外と維持費が掛かる

自転車も走っている内にタイヤやチェーンが消耗します。

人にもよりますが、タイヤやチェーンは5000km走りますと寿命を迎えます。

また、チェーンリングやカセットスプロケットやホイールのリムも摩耗します。

他にも走っている内に摩耗や劣化が進行していきますので、フレームを含むすべてのパーツが消耗品です

税金や自賠責保険は掛かりませんが、自転車も意外とお金が掛かります

【金食い虫?】ロードバイクの年間維持費走行距離や消耗品の交換頻度によって変わりますが、年間10,000km走行する場合はおおよそ9万円の年間維持費が掛かります。...

条例で自転車保険の加入が必要

多くの自治体自転車保険の加入が義務付けられています。

また、例えママチャリでも人身事故を起こしますと、場合によっては民事裁判で1億円以上の賠償金支払い命令が出ている判例もあります。

自動車の任意保険と同様で、相手方にしっかり補償できる様に自転車にも保険に入りましょう。

自動車の任意保険に加入している人は、個人賠償責任保険を付けますと自転車に対する保険料が節約できます。

自動車を所有していない場合は自転車保険に加入する事になりますが、自走不能になった時に保険会社に連絡する事で自転車を無料で回収してくれます。

ただし、人は運んでくれませんので、有料タクシーを呼ぶ事になります。

【自転車事故】任意保険に特約を付けて備えようサイクリング中の事故に備える為に、自動車ユーザーは任意保険に個人賠償責任特約と人身傷害車外特約と弁護士費用特約の3つの特約を付けましょう。...

お金を掛けても劇的には速くならない

自転車はお金を掛けますと軽くなったり空気抵抗が減ったりしますが肝心の動力源は人ですので、ハイエンドバイクに乗った初心者エントリーバイクに乗ったプロが競い合いますとプロの方が断然速いです

そして、長く自転車に乗らない日々が続きますと体力が低下しますので、以前の様には走れなくなりますので、切れ目なく自転車に乗り続ける必要があります。

サイシスト
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パンクには悩まされます。

原付が向いている人

ライディングを楽しみたい人

原付バイクは、人には出せないパワーをアクセル操作で自在にコントロールできますので、コーナーリングでマシンを操作する楽しさがあります。

また、自転車の様にフィジカルトレーニングする必要がなく走りたい時に走ったとしてもいつでも同じ走りができますので、走りたい時に目的地やルートを決めてツーリングしますと楽しいです

日常の足にしたい人

原付バイクは、リアにボックスを付けますと積載能力が大きく向上します。

ボックスを付ける事により重心が高くなり不安定になりますが、多少重い物を積んでも人がペダルを漕ぐ訳ではありませんので、加速が鈍くなります空車と同じペースで走れます

原付バイクを通勤に用いますと、残業で疲れた時でも疲れに関係なく家まで走れます。

ロードバイクが向いている人

運動がしたい人

ロードバイクに乗ると運動になります。

無駄な通勤時間が運動になりますし、週末のサイクリングはもっと運動になりますので、自転車を生活に取り入れる事で運動する習慣が身に付きます。

達成感が得たい人

ロングライドでより遠くまで走れた時には自身の成長を実感できます。

また、ホームトレーナーでより重い負荷を掛けて同じ時間走れる様になったり、実走では同じコースの走行時間が短縮できたりしますと、強くなった事を実感できます。

以前にはできなかった事ができる様になりますと達成感が得られます

【2022年版】ロードバイク車種別乗り出し必要最低予算必要最低限の用品類だけでも、15,000円は必要です。 ロードバイクルック車でも、用品類を含めた総額は65,000円必要です。 入門用ロードバイクにする場合、用品類を含めた総額は85,000円必要です。 ミドルグレード105仕様ロードバイクにする場合、用品類を含めた総額は145,000円必要です。...

まとめ

原付バイクのメリットは、買い物に便利で日常の足として使える実用性がある
力量に関係なくアクセルを開けると誰でも同じペースで走れ、慣れてくるとアクセルワークで車体をコントロールする楽しさが味わえる
くぎを踏まない限りパンクせず、サスペンションが付いていてシートが柔らかいので乗り心地が良い

原付バイクのデメリットは、補給食代は掛からないがガソリン代が掛かる
走らなくても税金自賠責保険の出費が発生し続け、ユーザーでのメンテナンスが困難なのでショップに見てもらう事で工賃が掛かる
理不尽な30km/h規制があり、警察による摘発のターゲットになりやすい。
自分の力で走らないので、運動にはならない

ロードバイクのメリットは、走る事で運動できるのでダイエットに効果的で、走り込んでいる内により走れる様になるので成長が実感できる
税金や自賠責保険にお金が掛からず走らない時は維持費が掛からず、メンテナンスも簡単で少し勉強すれば自分でできるから工賃が掛からない
自転車には30km/h規制がないので、走行速度を気にする事無く走る事ができる

ロードバイクのデメリットは、走る為に不要な部品を付けていないので積載能力がなく、また盗まれやすいので日常の足として不向き
公道を走っているとよくパンクし、ロングライドでは補給食代が掛かり、疲れてくるとペースが落ちてくる
趣味で楽しむロードバイクは、ママチャリより長い距離を短期間で走る事ができる為パーツの消耗が激しく、消耗品を交換していくと意外と維持費が掛かる
条例で自転車保険の加入が義務付けられている地域が多く、ロードバイクに限らずママチャリでも自転車保険への加入が義務付けられている
ロードバイクはオートバイとは違いハイエンドバイクに乗り換えたりディープリムホイールを付け変えたりしてアップグレードしても、同じ人が乗る限り劇的に速くはならない

原付バイクが向いている人は、ライディングを楽しみたい人や、買い物や通勤などの日常の足として使う人です。

ロードバイクが向いている人は、運動習慣を身に着けたい人や、より走れる様になった事を実感して達成感を得たい人です。

原付バイクロードバイクにはそれぞれメリットデメリットがありますので、目的に合った物を買いましょう