今乗っているロードバイクが流用できましたら、お手軽に悪路走行できますよね。
ロードバイクでの悪路走行に必要なパーツが分かる。
ロードバイクでお手軽に悪路走行したい人
ロードバイクで悪路走行をする為に必要なパーツについてまとめました。
この記事を読んで、ロードバイクでお手軽に悪路走行を始めましょう。
それでは、どうぞ。
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目次
本記事の要約
ロードバイクはタイヤを変えてもグラベルバイクの走破性が得られません。
ロードバイクに履ける細いタイヤでグラベルバイクと同じ感覚で悪路を走りますと落車しやすいです。
空気圧が高い程パンクしやすいですので、岩や石が多い道では押して歩く必要もあります。
フレームに接触しない太さのブロックタイヤを履きますと、ロードバイクでも走破性が上がります。
パンク対策にはラテックスチューブやタイヤライナーを使いますと効果的です。
サスペンション付きのシートポストやステムを使いますとパンクしづらくなりますし、悪路での乗り心地も向上します。
押して歩く事も想定しますとフラットペダルがおすすめです。
ロードバイクとグラベルバイクの違い
ロードバイクでは細いタイヤしか履けませんので、グラベルバイクと同じ走り方をしますとパンクしたり落車したりします。
グラベルバイクの走破性は得られない
ロードバイクでもディスクブレーキモデルはリムブレーキモデルより1サイズ太いタイヤが装着できる事が多いです。
ですので、ジオメトリこそ違いますがディスクブレーキモデルのロードバイクに700×32cのブロックタイヤを履くだけでも、シクロクロスバイクと同じ走破性能にする事ができます。
グラベルバイクはMTBに近い太さのタイヤが履けますのでシクロクロスバイクより悪路に強く、ディスクブレーキモデルのロードバイクに装着できる限界の太さのタイヤを履いたとしてもグラベルバイクと比べますと断然細いですので、同等の走破性能にする事ができません。
それでもロードバイクでグラベルバイクやMTBでしか走れない岩や石がある道を走るには、どの様なパーツを使用したらいいのかについて提案します。
悪路ではグラベルバイクより慎重に走る
ロードバイクはグラベルバイクと比べますとタイヤ幅は狭くて空気圧が高いですので、岩や石が多い道での走破性が劣ります。
グラベルバイクと一緒に悪路を走る場合、同じ速度で走りますとクリップ性能の差でスリップしたりパンクしたりしやすくなりますので、速度は控えめにしましょう。
また、走れないと思いましたら無理せず自転車を押して歩きましょう。
悪路でのパンクに注意
空気圧が高いタイヤはトレッド面への貫通パンクの他に、タイヤ側面が切れてパンクするサイドカットもしやすくなります。
ですので、大きな岩や石がごろごろ転がっている道ではサイドカットを防ぐ為にも自転車を押して歩きましょう。
ロードバイクで悪路走行する為に必要なパーツ
悪路走行にはグラベルバイクを買いますと一番良いですが、ロードバイクでもタイヤやパーツを変えるだけでもそこそこの悪路走行ができます。
履ける最大幅のブロックタイヤにする
ロードバイクに履ける最大幅のブロックタイヤやセミブロックタイヤにしましょう。
リムブレーキモデルでしたら700×28c、ディスクブレーキモデルでしたら700×32cまで履ける事が多いです。
タイヤをブロックタイヤにして幅も可能な限り太くしますと、悪路での走破性能が大きく向上します。
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パンクに強いラテックスチューブにする
ロードバイクに取り付けられる28mmや32mm太さのブロックタイヤを付けたとしても、グラベルバイク向けの35mmから50mm太さのブロックタイヤと比べますとエアボリューム量が少ないです。
ですので、エアボリューム量が少ない分だけ空気圧を高くしてリム打ちパンクしない様にする必要があります。
ですが、空気圧を高くしますとタイヤのグリップ力が落ちますし、突起物を踏んだ時にパンクしやすくなります。
そこで、一般的なプチルチューブからラテックスチューブに交換しますとチューブの柔軟性が高くなりますので、突起物を踏んだ時にチューブが破れにくくなる事でパンクに強くなります。
なお、ラテックスチューブは空気が抜けやすく、チューブの厚みにもよりますが一日で1気圧落ちます。
ですので、ラテックスチューブを使う場合は出発前に空気を入れましょう。
ラテックスチューブに空気を入れる場合、CO2インフレーターを使いますと1時間もしない内に空気が抜けて走れなくなりますので、携帯ポンプを携行するか空気が抜けにくいプチルチューブを携行しましょう。
空気圧は「空気圧計算フォーム」で算出した値を基に、グリップ力を増やしたい場合は空気圧を若干落として、リム打ちパンクを警戒する場合は空気圧を若干高めにしましょう。
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タイヤライナーで耐パンク性能を更に向上
空気圧が高いと突起物を踏んだ時に突起物が突き刺さりやすくなりますので、パンクしやすくなります。
ロードバイクに装着できる幅のブロックタイヤはスリックタイヤよりパンクしづらいですが、低い空気圧で使用するグラベルバイク用タイヤに比べますとパンクしやすいです。
そこで、タイヤライナーをタイヤの裏側に敷いておきますと突起物がタイヤを貫通した時にタイヤライナーがチューブを保護しますので、パンクに強くなります。
タイヤライナーは太いくぎが刺さらない限りチューブまで貫通しませんので、パンク防止効果はかなりあります。
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タイヤライナーを入れますと外周部の重量が増える事が難点ですが、それ以上にパンクしづらいメリットの方が大きいです。
サスペンション機構で耐パンク性能をもっと向上
突起物を踏んだ時、タイヤに加わる衝撃を逃がしますと、パンクしづらくなります。
そこで、サスペンション付きシートポストとサスペンション付きステムに交換しますと突起物を踏んだ時、タイヤに加わる衝撃をサスペンションで逃がせられますので、よりパンクに強くなります。
また、悪路を走行してもサドルやハンドルに伝わる振動が大きく減退できますので、乗り心地も良くなります。
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押して歩く事を想定してフラットペダルにする
SPD-SLペダルは砂がクリートに噛み込んでしまいますと、クリートがペダルに装着できなくなります。
また、ブロックタイヤを履いたロードバイクでは走れない悪路で自転車を降りて押して歩こうとしましても、SPD-SLクリートを取り付けたビンディングシューズでは悪路を歩く事が困難です。
ですので、自転車を降りて歩く事を想定してフラットペダルにしましょう。
フラットペダルでもスパイクがペダル面に設けられていますのでペダルを漕いでもシューズに食い込む事で靴が滑りにくくなりますし、トレッキングシューズでペダルを漕げますので岩や石が多い道であっても自転車を押して歩きやすいです。
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まとめ
ロードバイクはフレームのクリアランスが狭く太いタイヤが履けないので、タイヤを変えてもグラベルバイクの走破性が得られない。
ロードバイクに履ける細いタイヤは空気圧を高くする必要があるので、悪路でグラベルバイクと同じ走り方をすると滑って落車しやすい。
空気圧が高い程パンクしやすくなるので、岩や石が多い道では押して歩く必要もある。
ロードバイクの走破性を上げるには、フレームに接触しない太さのブロックタイヤを履く。
悪路でのパンク対策にはラテックスチューブを使ったり、タイヤライナーを使ったりすると効果的。
サスペンション付きのシートポストやステムを使うと、タイヤに加わる衝撃をサスペンションで逃がせられるのでパンクしづらくなり、悪路での乗り心地も向上する。
ブロックタイヤを履いたロードバイクでは走れない悪路の場合、押して歩く事も想定してフラットペダルを使うと、トレッキングシューズでペダルが漕げる。
グラベルバイクの様な本格的な悪路走行はできませんが、ロードバイクでもタイヤとパーツを変えて悪路走行にチャレンジしてみましょう。
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