サイクリング中に車から幅寄せされる嫌がらせを受けましたので、自衛の為に自転車にドライブレコーダーを付けようと思っています。
自転車にはどの様なドライブレコーダーがおすすめですか?
車からあおり運転をされると怖いですよね。
サイクリング中に突然雨が降ってくる事がありますので防水性のあるドライブレコーダーが良く、オートバイ用のドライブレコーダーは耐振動性能と防水性がありますので自転車にもおすすめです。
自転車に適しているドライブレコーダーが分かる。
ドライブレコーダーとバッテリーをロードバイクに取り付ける方法が分かる。
ドライブレコーダーを使用する時の注意点が分かる。
自転車にドライブレコーダーを付けたい人。
サイクリングしていると悪質ドライバーから幅寄せやあおり運転の嫌がらせを受ける事があります。
ですので、自衛の為に自転車にもドライブレコーダーを付けたい所です。
そこで本記事では、自転車にドライブレコーダーを取り付ける方法について取り上げます。
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目次
本記事の要約
オートバイ用のドライブレコーダーは高い防水性能と耐振動性があり、大容量モバイルバッテリーと組み合わせますと長時間録画できますので、自転車での使用にもおすすめです。
オートバイ用ドライブレコーダーがおすすめ
車用のドライブレコーダーとは違い、オートバイ用のドライブレコーダーには以下の理由がありますのでおすすめします。
理由1 高い防水性能と耐振動性がある
オートバイ用ドライブレコーダーは防水仕様ですので雨天走行しても問題なく、またエンジンや路面の強い振動にも耐えられる様に設計製作されています。
ロードバイクの空気圧は高く、硬いタイヤでひび割れた路面を走行しますと自転車に伝わる振動が大きいですが、オートバイ用ドライブレコーダーでしたら十分に耐えられます。
理由2 モニターレス仕様がある
オートバイ用ドライブレコーダーにもモニター付きの製品があります。
モニターが付いていますとドライブレコーダーの動作を確認できたり、バックミラーの様に使えたりします。
また、パソコンやスマホを使わなくても単体で設定画面を確認したり設定したりできて便利です。
ですが、モニターが付いていますとハンドル周りを圧迫しますし、バッテリーの持ちも悪くなります。
ですので、自転車に取り付けるドライブレコーダーにはモニターは不要です。
ドライブレコーダーは前後に取り付けるとより良い
自転車は車より速度が遅い為に追突されやすいですので、ドライブレコーダーが1つの場合では後方に取り付けると良いです。
前方は信号や右折車を撮影できますので、予算がある場合は前方にもドライブレコーダーを取り付けるとより良いです。
ナンバープレートの数字が判別できる距離は10mぐらい
カメラのレンズのピントは無限大に設定してあります。
ですが解像度には限界があり、被写体が離れる程ナンバープレートの判別が難しくなります。
ナンバープレートの数字が読み取れる距離は意外に短く、10m程度です。
夜はナンバープレートの判別ができない
夜間撮影に強いタイプのドライブレコーダーでも、昼間より夜間の方が映りは悪くなります。
昼間でしたら読み取れるナンバープレートの数字も、夜間は読み取れません。
特にリアに取り付けたカメラはフロントライトの影響を強く受けて、車種や色まで分かりません。
強めの振動で作動する設定にしないと容量を食いつくす
振動を検知すると動画ファイルがイベントフォルダに保存され、ユーザーが削除するまで残り続けます。
microSDカードの容量がイベント動画ファイルで埋め尽くされますと、それ以上録画する事ができなくなります。
ですので、5時間ぐらいのサイクリングで1回イベント録画される程度に振動設定を調整する必要があります。
それでも振動を検知し過ぎる場合は、振動設定を無効にしましょう。
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ひと昔前は64GBでも5,000円以上していましたが、128GBでもかなり価格が安くなりました。容量が大きい程より長い時間映像を保存できますので、コストパフォーマンスが高い128GBモデルをおすすめします。
一般用のメモリーカードよりも監視カメラやドライブレコーダー用の高耐久モデルの方が、常時記録される用途に適しています。
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーは大容量タイプがおすすめ
大半のバッテリー内蔵型ドライブレコーダーは単体で使用しますと1~2時間程度でバッテリー切れになりますので、モバイルバッテリーで給電しながら使用する必要があります。
モバイルバッテリーは容量が大きい程、ドライブレコーダーの動作時間も長くなります。
ロングライド中にバッテリー切れを防ぐ事ができ、通勤通学やサイクリングで使用しても充電回数と手間が減ります。
使用するドライブレコーダーによって稼働時間は異なる事がありますが、僕の場合では30,000mAhの大容量モバイルバッテリーで2つのドライブレコーダーを動作させますと15時間使用できました。
ソーラーパネルは不要
ソーラーパネルが付いていますと、日光に当たった時に意図しないドライブレコーダーの録画が始まってしまいます。
太陽光でモバイルバッテリーに充電できても、ドライブレコーダーのバッテリー消費量の方が大きく、逆にバッテリー残量が減ってしまいます。
ソーラーパネルが付いていないモバイルバッテリーは電源ボタンを押さない限り起動しませんので、まずはソーラーパネルが付いていないモバイルバッテリーから選びましょう。
もしソーラーパネル付きのモバイルバッテリーを購入した場合は、モバイルバッテリーのソーラーパネル部分を遮光して勝手に電源が入らない様にしましょう。
モバイルバッテリー側で電源が切れる製品が便利
ほとんどのモバイルバッテリーは電源を入れる操作ができても、電源を切る操作ができませんので、その場合はドライブレコーダー側で電源を切る必要があります。
もしモバイルバッテリー側で電源がOFFにできますと、ドライブレコーダーの電源を切る操作が簡単になります。
ボタン操作で電源が切れないタイプのモバイルバッテリーを使う場合は、ドライブレコーダー側のスイッチで電源を切っても良いですが、USBスイッチを使いますと簡単に電源が切れます。
なお、USB端子を抜いて電源を切る行為を繰り返しますと、50回程度USBを抜き差ししていく内に接触不良を起こし給電できなくなります。
モバイルバッテリーには当たり外れがある
モバイルバッテリーにも当たり外れがあり、1つ目は30ヵ月使用できましたが、2つ目は6ヵ月で壊れました。
これはモバイルバッテリーへの浸水でスイッチの接触部が腐食して接触不良になったと思われますので、使用環境によっても寿命は変わってきます。
激安のバッテリーに御用心
市場価格の半値で似たような容量のバッテリーがありましたので実際に使ってみた所、仕様の推定時間の半分以下しかバッテリーが持ちませんでした。
バッテリー容量の割には軽く、分解すると中はスカスカでした。
安物買いの銭失い。
容量を偽装した上げ底バッテリーならまだマシですが、発火するバッテリーもあります。
充電中に発火して自宅が火事になったら一大事ですので、信頼できるメーカーのモバイルバッテリーを選びましょう。
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取り付け方法
ドライブレコーダーの取り付け
カメラの視界を遮らない所に取り付ける
ドライブレコーダーをフロントに取り付ける場合は、ハンドルかステムに付けますと前方がしっかり撮影できます。
ハンドルに取り付ける場所がない場合は、エクステンションバーを使って取り付けると良いです。
リアはサドルレールかシートポストに取り付けると良いですが、サドルバッグが大きすぎますと併用できませんので注意が必要です。
ちなみに僕は、フロントはエアロバーに取り付け、リアはキャリアに取り付けています。
モバイルバッテリーの取り付け
トップチューブバッグに収納する
トップチューブバッグを用いますとモバイルバッテリーをそのまま入れられます。
また、補給食を入れますと取り出しやすく、財布を入れますと目の届く所に収納できる為、安心してサイクリングを満喫できます。
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サドルバッグに収納する
サドルバッグを用いますとモバイルバッテリーをそのまま入れられます。
また、パンク修理用品や小さな工具も入れられますのでサイクリング中のトラブルに対応できますし、補給食を入れておきますと便利です。
ただし、シートポストにドライブレコーダーを取り付ける場合はサドルバッグが大きすぎますと取り付けられませんので、稼働時間は短くなりますが小さめのサドルバッグに小さめのモバイルバッテリーを入れると良いです。
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ステムに固定する
マウンドホルダーを用いますとモバイルバッテリーをステムに固定できます。
モバイルバッテリーは防水タイプでも給電中は端子から雨水が浸水してきますので、ビニール袋で保護する必要があります。
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キャリアに固定する
自転車にキャリアを付けている場合は結束バンドを用いてモバイルバッテリーを直接固定できます。
モバイルバッテリーは防水タイプでも給電中は端子から雨水が浸水してきますので、ビニール袋で保護する必要があります。
また、耐衝撃モデルではない通常のモバイルバッテリーでは衝撃吸収マットを間に挟んで保護しましょう。
手順1 モバイルバッテリーをビニール袋に入れる
手順2 衝撃吸収マットをテープで貼り付ける
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手順3 結束バンドでキャリアに固定する
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大容量バッテリー内蔵型ドライブレコーダーを使う
長時間動作可能な大容量バッテリーを内蔵したドライブレコーダーを使いますとモバイルバッテリーが必要ありませんので、取り付けが簡単になります。
ただし、価格は割高ですのでドライブレコーダーに多くの予算を用意できる人におすすめです。
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価格は高いですが配線不要ですのでスッキリしますし、防水性が高く取り付けも簡単です。
稼働時間はモバイルバッテリーと併用するドライブレコーダーと比べますと短く、バッテリーの交換ができない所が難点です。
使用上の注意点
レンズは常にきれいにしておく
ドライブレコーダーのレンズはきれいな方が鮮明な映像を撮れますので、サイクリング前にレンズを確認し、汚れている場合は汚れをふき取っておきましょう。
サイクリング中に雨が降ってきた時はレンズに泥が付いていますので、汚れをふき取るときはレンズに傷が入らない様に注意する必要があります。
動作ランプの点灯を確認する
ドライブレコーダーには録画を示すランプがあります。
肝心な時に録画されていないと大変ですので、出発前にドライブレコーダーのランプの状態を必ず確認しておきましょう。
休憩時は電源を切る
コンビニ休憩などで短時間停車する場合でも、ドライブレコーダーの電源を切りましょう。
機種によっては走行風が当たらない本体が発熱で熱くなり、保護機能が働いて電源が知らない間に切れている製品もあります。
バッテリー残量が少なくなった時に充電する
モバイルバッテリーは充電を繰り返しますと、バッテリーが劣化して使用時間が徐々に短くなりますし、完全放電してしまいますとバッテリー寿命が極端に縮まります。
ですので、バッテリー残量が25%ぐらいになった時に充電すると良いです。
ロングライドで長時間連続使用する場合は、途中でバッテリー切れにならない様に満充電にしてから出発しましょう。
定期的に保存された動画を確認する
3か月に1度はmicroSDカードに保存された動画をパソコンやスマホで再生し、正常に録画されているか確認しておきましょう。
また、ドライブレコーダーの説明書でフォーマットの指示がされている場合はそのまま使い続けますと映像がmicroSDカードに保存されていない事がありますので、保存された動画を確認した後でフォーマットをしましょう。
リア:NECKER V1 Plus バイク用ドライブレコーダー
1080pで録画した動画を720pに落としてyoutubeに投稿
フロントカメラ生産終了品、リアカメラ日本国内販売終了品。
今までは泣き寝入りでしたが、これからは動画として記録できます。
まとめ
オートバイ用のドライブレコーダーは、高い防水性能と耐振動性があるのでおすすめ。
オートバイ用のドライブレコーダーを使用する場合は、モバイルバッテリーで電源供給する必要がある。
モバイルバッテリーの携行は、バッグ類の活用やバンドで自転車に固定する方法がある。
大容量バッテリーを内蔵したドライブレコーダーを使うと、モバイルバッテリーが不要で取り付けが簡単になる。
自転車にドライブレコーダーを取り付けて、安心してサイクリングを楽しみましょう。
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